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シンガポールの映えない方のセントーサビーチが意外とおすすめ

シンガポールで圧倒的にキラキラしない日々を送っているけりーです。シンガポールに来て6年半。

当然週末もキラキラしていません。普段は、複数ある習い事の送り迎えでほぼ終わり。その反動もありたまに習い事がない日は、外が暑い事もあってだらだら家で遊ぶ事も多いです。

そんなlazyな週末のよくあるパターンが、午後からセントーサのビーチに行く事。日が陰った3時過ぎから出かけて、ご飯を食べて8時過ぎに帰宅。ちょっと寝る時間が遅くなっても週末なので気にしない。

先週は、大統領選と保育園の休みが重なった4連休で、最終日は例のごとく日中だらだら過ごした後に久しぶりのセントーサ島へ行ってきました。

今日は、全然映えないのですが、そのセントーサ島のお気に入りのビーチを紹介します。

Palawan Beachの端っこはローカル向け

セントーサ島は、巨大モールのVivo Cityの中からモノレールに乗って行くのでちょっとした遠足気分を味わえるのもよいです。そしてなによりも家から近い。出不精な子供達もセントーサのビーチだと喜んで準備をしてくれます。

週末の午前中はモノレールも結構並ぶのですが、さすがに3時過ぎたと人も少なくて最高。モノレールの終点、Palawan Westで下りてからゆるゆる歩いて砂浜へ。

セントーサと言えばビーチクラブで水着でおしゃれなカクテル片手に写真を撮っているイメージですが、多分それは反対側のSiloso Beach。私たちがいつも行くのは下りて左手のPalawan Beachの端っこの方。ローカルが多い印象。

本当は別の所に行きたいのですが、結局 the usual beachに行きたいと言われてしまいいつもここに・・・。

母さんもう飽きたよ、という思いをよそに子供達は楽しそうなのでよいことにします。

結構、子供って新しい場所よりも同じ場所に行くのが好きだったりしませんか?うちの子は完全にそうで、いつもの所に行く事を好みます。そのおかげで失敗はしないのですが新規開拓が進まないので困ります。

でも思い返すと、自分がイギリスにいた時に楽しかったのは何回か行ったホテルや、いつものレストランだったので、そういうものなのかもしれません。安心できるというか。意外と保守的。

おしゃれビーチクラブが出現

さて、久しぶりに来たら、一帯が再開発されておしゃれなビーチクラブが!元々あったHydro Dashと同じ系列のPalawan@Sentosaが色々新しい施設を作っていました。課金ポイントがたくさん。

様変わりしている
プールつきビーチクラブのSplash Tribe
パターゴルフエリアも。もちろん課金制

本格的なスライダーが気になったのですが、入場料1人10シンガポールドルで、ビーチベッド1台につきミニマム100シンガポールドルの飲食必須ということで、飲み食いしたくないので今回はパス。

課金エリアを尻目にいつもの砂浜へ

子供達はさっさとサンダルを脱いで海に走ったのですが、砂浜がびびるくらい汚い!!

前回来た時こんなんだっけ?と思うくらいゴミがひどくて、正直こんな所で子供を遊ばせたくない、と思うくらいでした。

プラスチックカップやストロー、隣のハイドロダッシュのリストバンドの残骸などが落ちていたり、ゴミが海藻にからまって絶句するレベル。

急遽一人ビーチクリーニングを行う

本当は、のんびり監視員をしながら、本でも読もうとKindleを持ってきたのですが、見るに見かねて落ちているゴミをひたすら拾ってゴミ箱に捨てる、ということを繰り返し、次回はゴミ袋持参で来ようと心に決めたのでした。

多分、これシンガポールではなくマレーシアから流れてきたのでは?と思うような表記の飲料カップや持ち帰り用の発泡トレイの破片加え、ビーサン、歯ブラシ数本、タバコの吸い殻、巨大なブラジャー、プラスチックの袋などなんでここに落ちている?とびっくりするくらい色々なものが集まります。

とりあえず拾い、ゴミ箱にあった使えそうなゴミ袋に詰めては捨て、を繰り返して、たぶん8袋分くらい拾いました。

黙々と拾っていると、助けてくれる人も出て来て、一人の中華系の男性は私のごみを捨ててくれた上に、袋を空にして、その後も子供らしき人と一緒にビニル袋片手にかなり長い間ゴミ拾いしていました。

帰る頃には狭い区画ではあるけれど、自分たちがいたエリアはゴミがなくなってすっきり。数人だけでも拾うとこんなにきれいになるのね。よかったよかった。

セントーサの海は本当に汚い

ただ、セントーサのビーチはゴミもですが、水が物凄く汚いです。この中で泳ぐの抵抗ある人がほとんどでは?というくらい水が濁っているのですが、かなり浅いし、湾になっているせいか波もほとんどなく安心して遊べるので私は好きです。

一応小さな魚もいたり、岩の方にはエビとかもいるようです。

長男は水中眼鏡をつけて泳いだり、浮いたり、私と一緒に深い所まで行ったり水で遊び、次男はもっぱら砂遊び。

ビーチにいるとスマホも触らないし、水につかっていると色々流れていくのでデトックスにはうってつけ。強制的にスマホを触らない時間を作れるので週末のリフレッシュには最高です。

汚い水が気にならない人はぜひ!

イベントが多いセントーサは暇つぶしにぴったり

駅に戻るまでの道でちょっとしたフェアをやっていたり、駅前の芝生の広場、Palawan Greenではよくイベントをやっていたり、セントーサの週末はイベントが色々。

その日もちょうど、芝生のまわりにフードワゴンが出てスクリーンで映画が流れていたので、ジャンクフードを買って、映画を見ながらゆるゆると夜を過ごしました。

野菜が全くない炭水化物まみれので値段が高い(モッツァレラドッグ1本で9シンガポールドル。ほぼ1000円)けれど、気づかなかったことにしておきます。

芝生にとりあえず座る
中秋が近いのでランタンもたくさん

ぼーっとしていると、子供達は、さっさと食べ終わり気づけば10人くらいの子どもと一緒に芝生で鬼ごっこ。

アジア人、西洋人、インド人、と色々な見た目の子供と楽しそうに遊んでいるのを見ると、あーシンガポールに生活していてよかった、と心から思います。

結局子育ての正解なんて分からないし、多分そんなものはないと思います。でもrewardingな瞬間の一つがこうやって楽しそうにしている子供達を見る時なんじゃないかな、と思っています。

インスタにあげられるような写真は撮れませんが、ゆるりとした週末の午後から夜を楽しむならセントーサ島のPalawan側は結構おすすめです。


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