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ハイスペ君にフラレた翌日

ワケのワカラヌ、告白を物凄く後悔し

次の日の学校へは、もちろん行きたくない

仮病使ってでも、行きたくない。

母「ほら、学校行きなさい!」

ですよね…。

あー気まず…
あー…どんな顔して挨拶しよ…

ゔー気持ちわりぃ…

やっぱり、朝マックしてちょっと遅刻してから、行こうかな?

いや、遅刻したら、逆に心配される…。  心配させるなんて迷惑掛けちゃうよね。

B君「お、おはよう」  

私「…。」

顔も見れなかった。
 
B君のキラキラした、大きな瞳を見るのが、大好きだったけど、今日は、見れないよ…


その日の時間割は、体育の時間もあり
まさかの、卓球の授業

いつもだったら、自然とペア分けや、グループ決めになると、B君と、B君の友達と、私と、私の友達と…

みたいな、雰囲気があるので

いつも通り、私とB君以外のメンツが

「よーし、やろうぜぇ」と集まる。

ダブルスの卓球…

よりによって…今日…ダブルスかよ(笑)

もう、見れないんだってば!!

卓球の球も、見れないよ

だって、B君と目が合いそうじゃん!?

私はフルシカトの、ガン無視状態

女友達「大丈夫?今日、何か変だよ?」

私「ちょっと寝不足なだけ。ありがとう」 

寝不足なのは、本当の話だし。
ここで、卓球している私は、
自分で自分を褒めたかった(笑)

偉いぞ!私!


チラッと見上げたB君の表情は…

少し、淋しげに見えた

いや、淋しげに見えて欲しかっただけ。

なのかも、しれない…。


とにかく、フラレた翌日は、一切顔を上げられる事無く、首が凝るほど、ずーっと下を向いていた。

見たくない。

けど、ちょっと見たい。

やっぱり大好きだ。

でも、あんなおぼっちゃまくんなんて、育ちが違う。


食ってる物、飲んでる水ですら、違うんだ


私とは世界の違う人。

その時点で、私とは釣りうはずない。

あの【お紅茶】だって…あの、ティーカップだって…
あの絵、あの置き物…。

ムリムリ無理無理。

何かと理由を作り、私は、彼を勝手に諦める事にしたんだ。

日が経てばきっと、気不味い雰囲気も無くなるから。

なんたって、私達高校3年生だしね。

別々の道を歩むから。それで、サヨナラ出来るし。

あと、少しの辛抱だ…。

と、進路の決まっていた私は、自分にいい聞かせた。


そして、久々に一人で帰宅…

B君から、連絡が…

「明日、一緒に帰らない?」

ただ、それだけ


私は、ふと、我に返り。
このまま、下向いて、生活するんか?!
結構キツいぞー

今日1日だって、首が凝ったのに。

ムリムリ、やっぱり下向いた生活なんて、マジで無理!

首の為にも(笑)

うん!ちゃんと、話そう

おぼっちゃまくんの、B君が、プライドを捨てて? 連絡してくれたに、違いない。

私は、ちゃんと、話し合う事を決めた。

翌日、全授業、終了〜

〜帰宅の時間〜

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