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病棟指示を考えて出しましょう

患者さんが入院すると、病棟指示を出します。この指示は病院によって様々な呼ばれ方がされています。しかし、言うことは同じで、「患者さんに何か変化があったら、医師に連絡しないで○○をしてください」「こう言う状態になったら医師に連絡してください(つまりはそれ以外は連絡不要)」と言うような内容をカルテに記載しておくことです。

私も日々書いております。私はこの事について研修医の頃に指導を受けましたし、自分でも色々勉強しましたが、私の関わる若い先生達はきちんと指導されていないようです。私が色々言っても聞いてもらえないなあと思っていたら、興味深い雑誌を見つけました。

早速私はKindle版を買いました。研修医の先生に見せるためが一番の目的ですのでiPadに入れておくのが便利です。

最初の文章の最後に、ミスチルの「彩り」という曲が紹介されていました。ミスチルは私も好きですが、なんせ沢山の曲がありますから、知らないものも多いです。

MVもとても良い物になっています。またコメント欄に書いてあるトリビアみたいな事も読んでいて楽しいです。

僕のした単純作業が この世界を回り回って
どこの誰かも知れない人の 笑い声を作ってゆく

と言う歌詞にぐっときました。病棟指示を入れるなんて面倒だと思っていた私は反省しました。これから指示を入れる時は、この曲を思い出すようにします。

内容は便秘の所と不穏のところ以外、私の普段やっているとおりでした。良かった良かった。便秘の所は刺激性下剤を用いるとあったのですが、今私はモビコールだけにしています。刺激性下剤はここ半年自分からは処方していません。欧米ではそうだと聞いているので、、、、、、欧米か!

ブリストルスケールで4が良いと言われていますが、なかなかコントロールが難しい場合には5以上で良いと患者さんに入っています。軟便か!

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