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漫画/アニメ『3月のライオン』の魅力について

■はじめに

みなさん、お久しぶりです
magです
1か月ぶりでしょうか、10月に入って一気に寒くなってきましたね
お体にはお気を付けください

さて、今回のテーマについてお話しましょう。

今回のテーマはずばり『3月のライオン』です
ご存じの方も多いのではないでしょうか
僕自身、ここ最近までは「名前は聞いたことある作品」の中の一つでした
最近までは…

1週間前、夜眠れずに暇を持て余していた僕は、PrimeVideoのアニメ欄を眺めていました。その時、『3月のライオン』が目に入ったのです。後でお話しますが、もとより、将棋を見ることに最近ハマっています。これは見なければいけない。シーズン1,2含めて全45話。大学もあるし短くても全部見るのに1週間はかかるだろうな。とりあえず今日は4話くらいまでみよう。僕は見始めるまでこのように考えていました。そう考えていたのですが…

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気づいたら2日で全話見ちゃいました

そして…

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気づいたら漫画全巻揃ってました
ちなみに2日で3周しました…

なにごと!?

そうです、ここ数日でどっぷりハマっちゃったんです
いまや、生活すらもままならない状況です

ということで、皆さんも僕のように生活なんてくそくらえ、『3月のライオン』にどっぷりハマってもらおうと思います。

■『3月のライオン』について

まずは、あらすじから見ていきましょう。

主人公は、東京の下町に一人で暮らす、17歳のプロの将棋の棋士=桐山零。
しかし、彼は、幼い頃、事故で家族を失い、深い孤独を抱えた少年だった。
そんな、彼の前に現れたのは、あかり・ひな・モモの3姉妹。
彼女たちと接するうちに零は…
様々な人間が、何かを取り戻していく優しい物語です。 
            -『3月のライオン/羽海野チカ』1巻あらすじ

あらすじから見てわかるとおり、この作品は将棋を軸においたお話です。

将棋
先ほど言いましたが最近は僕も見るようになりました。
10代棋士である藤井聡太3冠の影響です。めちゃくちゃ奥深いんですよね。
見てて楽しいのでぜひご覧ください。
おすすめのYouTubeちゃんねるはこちら⇒https://www.youtube.com/channel/UCqELS_ul0yA7TNkyHhv_U8A

さて、僕の話は置いといて『3月のライオン』の話に戻りましょう。
この作品、将棋だけではないのです。
ヒューマンドラマ要素が多々あります。

そして、この将棋ヒューマンドラマの匙加減があまりにも絶妙です。
どちらも欠かせない要素です。『3月のライオン』をカレーで例えると将棋とヒューマンドラマはカレールーと具材です。ちょっと何言ってるかわからないですね、ごめんなさい。

さて、『3月のライオン』の一要素でもあるヒューマンドラマで重要になってくるのは何でしょうか、そうです、登場人物です。
では、主要な登場人物について軽く紹介しましょう。

・桐山零・・・主人公。中学生でプロ棋士になった天才。事故で家族を失って深い孤独を抱えた少年。
・川本あかり・・・川本家の長女。かなりの世話焼きでしっかりもの。がりがりの猫をよく拾ってくるらしい。
・川本ひなた・・・川本家の次女。元気で表情がころころ変わるが、芯がしっかりしている。
・川本もも・・・川本家の末っ子。保育園児ゆえの天真爛漫さがあふれる川本家の癒し。
・二階堂晴信・・・零と同年代でプロ棋士の中の一人。いわゆるライバル的存在。
・幸田家・・・家族を失った零を引き取る。幸田父は零の実父の親友でプロ棋士。

とりあえず、このあたりでしょうか。

特に、欠かせないのは、主人公零と川本家の3姉妹です。
あらすじにもある通り、『3月のライオン』は、深い孤独を抱えた零が川本家の3姉妹と出会い成長していく物語なのですから。

■『3月のライオン』の魅力について

では、なぜ僕がこの作品に心を奪われたのでしょうか。
この作品の魅力を説明しながら、理由を探っていきましょう。

・魅力① 登場人物

先ほど、主要な登場人物について紹介しましたが、『3月のライオン』にはそれ以外にもプロ棋士や学校の先生と様々な人物が登場します。

そして、登場するほぼすべての人物に物語のフォーカスが当たるのです。

零には零のストーリーがあるように、登場人物一人一人のこれまでのストーリーがあります。

そして、そのストーリーを我々読者が体験することで、登場人物を身近に感じることができるのです。すこしキザな言い方をすると登場人物たちが物語の中から飛び出してきます。

その一つ一つのストーリーを疎かにしない点がこの作品の大きな魅力の一つなのではないでしょうか。


・魅力② 感情鍋

この作品の特徴2つ目として、感情を激しく揺さぶられる点にあります。

面白い。悲しい。楽しい。むかつく。愛おしい。
心理描写がかなり丁寧に作りこまれているからでしょうか。
この作品を読んでいると様々な感情がわいてきます。

様々な感情を具材にして、鍋に入れたような感じなんですよね。
しかも、その鍋かなりおいしいのです。絶妙なハーモニーを奏でています。

感情が行ったり来たりするのをぜひ楽しんでください。

・魅力③ 雰囲気

この作品、すごく暖かいのです。

登場人物がみんな一生懸命戦って生きているからなんでしょうか。
ずっと暖かいコタツの中にいるような感じがします。

冬のコタツってすごく暖かくて一度入ると出られませんよね。

この作品も一度触れるとずっと浸っていたいような、ずっと触れていたいような、そんな暖かな雰囲気があります。

(ちなみに僕は1週間浸り続けています。まだ出たくない)

・魅力④ 一本の筋

『3月のライオン』は16巻まで発売されています。
1巻が発売されたのが2008年です。13年続いています。

この13年の連載の中にしっかり1本の筋が通っているのです。
その1本の筋に気づくともう一度最初から読みたくなります。

さあ、2週目を読もうと読み進めると、不思議です。

一度読んでるのにさらに面白いと感じてきました。

筋がしっかり通っているため、1週目では気づかないところも2週目ではなるほどと感じることができるからです。

2週読むとまた3週目を読みたくなってきました。無限ループの完成です。

・魅力⑤ 主人公 桐山零

主人公が好きになれないと作品も好きになれない。
これよく言われますよね、その通りだと思います。それほど、主人公というものは作品の根幹を担っています。

では、この作品の主人公、桐山零君はどうでしょうか。

家族を失い深い孤独にいる零は将棋に打ち込むほかありませんでした。
逆に言うと、将棋がなければ零は自分の居場所を失うと感じているのです。

そんな中で出会ったのが川本家
川本家と触れ合う中で成長していく零の姿に、僕自身涙を流してしまいました。

ぜひ、あなたも零の成長を一緒に見守りましょう。

■アニメについて

漫画とアニメどっちを先に見ようか迷っている方に、簡単に両者の違いを説明しましょう

違いは…



ありません



?????????????
と感じられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

間違ったことは言ってません。

アニメは原作である、漫画を忠実に再現しているのです。
それはもう完璧といっていいほどに。漫画にそのまま息を吹きかけたような作品です。

しかし、このアニメと漫画
また違った面白さというものがあります。

一つアニメの魅力を挙げると情景描写が素晴らしいです。人の感情の変化というものがしっかりと作りこまれています。

ぜひ、漫画もアニメも触れていただきたいものです。
(2日あれば見れますよ)

■おわりに

拙い文章でしたが最後までお読みいただきありがとうございました。

皆さんに、興味を持たせることができたでしょうか。

『3月のライオン』にはこの一記事だけでは、表せないほどの魅力があります。

ぜひ、実際に見て読んで触れていただきたいです。

あなたの心に残る大事な作品になるはずでしょう。


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