麻雀界は「ピンチの始まり」かも?

こんにちは、Dr.れおです。
埼玉県川越市の病院で、腎臓・透析・集中治療なんかを中心に、内科っぽいことをやってます。たぶん、職歴10年くらいだったかな?
時系列、数字の配列、カタカナ、英語、書類…全部苦手です(笑)
読心術、手技などが好きな、フワフワしてる超がつくヤブちんです。
後輩の面倒はまあまあ見てるつもりですが、上層部にタテをついて出世せず。むちゃくちゃ適当な社会人ライフ送ってます。

【自分の麻雀史】
小さい頃、4人家族でお年玉の増減を賭けて仲良く麻雀。
好きな手役:混全帯么九、三暗刻、七対子(←8歳の頃の発言)
初めてあがった役満:小四喜
スタイル:大物手にチャレンジ、ドリーム

大学入学と同時に、学業・部活に集中したいという理由で麻雀から離れる。
30歳の時にMリーグ(ばっしーの麻雀)に出会い、12年ぶりに麻雀熱が復活。Mリーグの「見る雀」から始まり、雀魂にハマっていく。
ほぼ全てのMリーグの試合、主要5団体のリーグ戦、最強戦、プロ雀士の雀魂配信、さらにはVTuberとのコラボなど、大体のものは見てきたつもり。


「麻雀に興味をもつ人が増えた」
「世間に広まってきた実感がある」
と発言されるプロの方も増えてきました。

何となく、そんな感じもします。
俺が麻雀のフィールドに帰ってきたように、麻雀が「目つきの悪いオッサンたちがタバコを吸いながら金を賭けてやるものではない」ということが、世間にも伝わってきた感じはあり、ファンは多少増えた印象はあります。

Mリーグも5年目。
硬さもとれて、やっと軌道に乗ってきた感じがします。
「強い」と言われているプロの誰が選ばれるのか気になり、一方で誰が契約解除されるかも、楽しみ(?)の一つになってきてます。

この状況…手放しに喜んでいいのかな?って思ってます。
もちろん喜んでいいんでしょうけど、ちょっとだけ水を差してみてもいいですか?嫌な気分になったらごめんなさい。

今の状況は「ピンチの始まり」

じゃないかと危惧しています。
たしかに、Mリーグ開幕当初から数年、徐々に麻雀が世間に広がってきた印象はあります。
様々な要因があると思いますが
 1)Mリーグの設立
 2)テレビ番組での紹介(熱闘Mリーグなど)
 3)YouTube
   ・雀魂配信
   ・VTuberとのコラボ(神域リーグ含む)
 4)ノーレート雀荘、初心者向け講座などの増加

などが主として挙げられるかなと思います。

言うまでもなくMリーグを起爆剤として、各団体に散っている麻雀ファンが1か所に集結しました。
これ重要。
そこからYouTubeなどのメディアを使って「麻雀を知らない人向け」に活動を広げてきました。

さらに、人気雀士の方がYouTubeチャンネルを開設。
自身の対局についての検討配信や、人狼などのゲーム配信…。
こういったことで、ファンの方と(チャットではありますが)リアルタイムで交流し、さらにはV Tuberさんともコラボを行うことで新たなファンを獲得しています。

Mリーグのおかげで、5団体のファンが集結
しかも団体関係なくチーム組んだことで、純粋に「集まった」感じ

プロ雀士+V Tuberでコラボを行うと、各々についている視聴者が、コラボ相手のチャンネルも登録してくれるようになります。(個人的な印象ですが、よく出没しているプロ雀士のチャンネルでは、コラボのたびにトンッと登録者数が増えてる気がします)
こういったコラボは、真に麻雀にハマってくれる人がどれだけいるか分かりませんが、多少は効果はありそうです。

集結した古参の麻雀ファンを他業界に「輸出」して、他業界から新しいファンを「輸入」。
理想は「その他」の所に、テレビ、スポーツ、文化…があるといいな。
瑞原さんとか、まるこがちょっとテレビ出演したね。
メールシュトローム作戦の出自はGoogleで調べてください。笑

各地の雀荘も、「ノーレート」という言葉を前面に出す雀荘が増えました。
お店も改装、トイレを綺麗にし、女性でも入りやすい雰囲気を作ろうと頑張っています。

今の「上り調子」は、やっぱりMリーグの影響が全てです。
藤田晋社長のご厚意で、やるだけで赤字になるような麻雀企画を推し進めてくれ、その結果、今のように麻雀ファンが少しずつ増えるというムーブが起きているのは良いことだと思います。

ただ、「次の矢」が見えない気がするんですよね。
このままゆっくり広げていくのも大事だと思います。
ただ、大ブレイクには何か一つ足りない気がする。
そうこうしているうちに、タイムリミットを迎えそうで怖いです。

ここで失速しちゃうと、せっかく小さな灯がついた麻雀業界が、また衰退してしまう。
V Tuberさんたちのおかげで麻雀に興味をもった人も、このままだと「一時的なブーム」として、去っていっちゃいそうな気がしてるんですよね。

ひどい言葉で言えば、内輪盛り上がり。
「ファンが増えてるような気がしてるだけ」

まだ、薪に火はついてない。

俺みたいに、見事に麻雀の沼につかっちゃった人はいいですけど、V Tuberさんのおかげでちょっと興味もってくれたような人が、離れていっちゃうのが心配です。

妙案を出せなくて情けないんですが、この「つかみかけたファン」を逃がさないようにするのが、麻雀界の次の課題じゃないかなと思ってます。

偉そうなことを書いてしまってすみません。
今の心配事を書いてみました。
あざっしたー!

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