Softbank光

今年に入って特に全国的に頻繁に速度が落ちたり、通信障害が断続的、
もしくは連続で起きている。
ただ、7月末に起きた大規模通信障害の際、カスタマーサービスなどに問い合わせを行った人たちが口を揃えて言っていたことがある。

NTTの障害

でも、実際、NTTではその時障害は起きていない。
しかも、通信の復旧後Softbank光の障害報告を確認すると、
自社の問題的な表現だったり、原因は調査中とあった。

もしNTTのシステムで障害が起きているのなら、
原因がNTTだとはっきり書けばいいのに、何故かお茶を濁している。
要は、自分たちの不手際を隠蔽したかっただけだろう…

さて、Softbank光を利用されている方は、BBユニットという機械(ルーター)とNTTのロゴの入った黒い箱(ONU)があると思う。
もし、通信が途切れた際どこが原因か誰でも知ることのできる方法がある。

それは機器についているランプ

画像1

これは、正常な状態の写真です。
左側がSoftbank光が提供するBBユニット。
右側がNTTが提供するONU光ユニット。
ちなみに写真は、LAN等を接続してない場合のものです。
また、契約内容によって、機器が増えたり、違うタイプのものが提供される場合があります。

機器のタイプが違う場合でも、基本的なものは同じです。
これら機器のランプ動作を見れば、
通信障害はどこで起きているか簡単に見分けがつきます。

左側のBBユニットの「警告」や「インターネット回線」のランプが普段と違う動作や色になっている場合で、右側のONUが正常の場合、Softbank側。
右側のONUのランプの【認証】【UNI】【光回線】のいずれかが消灯している場合は、NTT側の障害となります。
(特に写真の赤丸のランプに注視してください)

恐らく、Softbank光を利用されている方は、
別段NTTとの光契約は行っていないと思います。
(フレッツや、他のプロバイダーや
通信事業者からの乗り換えの場合は別です)
その為、どんなトラブルだろうと、契約元となるSoftbankへ
障害対応をしてもらいます。

でも、なぜNTTの機器があるのでしょう?
実は、ご存じの方多いとは思いますが、通信環境というのは、最終的にNTTをすべて経由してます。
現在どういう言い方になっているかはわかりませんが、NTTグループ外の回線のことをダーク回線と言い、NTTが他通信事業者へ回線を貸し出している形になります。
なので、NTTの機器が必要となります。
このONUでNTTの回線に信号を伝送し、NTTの収容局を経由し、Softbankのサーバーへたどり着くということになります。

このことから、7月末に発生した通信障害の際、覚えてない方も多いかと思いますが、私の場合は、ONUのランプはすべて正常でした。
今となっては、Softbankが自社の障害と言ってますが…

Twitterを見ていると、現在もエリア的に通信障害が起きているようです。
まず障害が起きている場合、ほかの通信のできる機器でNTTの障害情報を見てみましょう。
そこで自分のエリアで工事やメンテナンス、障害報告等がない場合、
確実にSoftbankの通信障害です。
それと同時に、ONUが正常に動いているかも見てみましょう。
(恐らく正常に動いているはずです)

最後に簡単の説明をします。
これを参考に、通信障害の対応をしてみてください。
(以下は、写真の組み合わせの場合です)
BBユニットの上から
・電源(緑色に点灯)
 当たり前のことだが、これが消えていたら通信はできない。
 もし消えている場合、以下の確認をする。
  1:本体裏のACアダプターのコネクター
  2:ACアダプターの黒い四角いものとACケーブルの差し込み
  3:コンセントがしっかり刺さっているか

・警告(消灯)
 このランプが点灯(点滅)している場合、本体が破損しているか、
 インターネット接続に何か問題がある場合です。
 ただし、起動時(再起動時)は一度点灯し、しばらくすると消えます。
 これは正常な状態です。

・インターネット回線(緑色に点灯)
 緑色のランプが点灯していれば通信されてます。
 オレンジ色のランプが点灯している場合は、
 インターネット接続に問題があります。
 ただし、機器起動時は初期化処理の間はオレンジ色に点灯します。
 正常時は、本体から「カチッ」という音が聞こえたのち、
 しばらくすると緑色に代わります。

・パソコン1~4(通信時は緑色に点滅)
 これは、本体裏側のLANポートに接続されてる機器と
 通信ができている場合緑色のランプが点灯(点滅)をします。

・BBフォン(契約:緑色に点灯 未契約:消灯)
 これは、BBフォンを利用(契約)している場合緑色に点灯します。
 オレンジ色は、有料通話中を示す点灯です。
 未契約の場合、消灯します。

・Wi-Fi(緑色に点灯)
 正常時は、緑色のランプが点灯(自動設定時は点滅)します。
 こちらが消灯している場合は、
 BBユニットの設定等を確認してください。

・ステータス(光電話の契約:緑色に点灯 未契約:消灯)
 光電話の契約をされている場合、緑色に点灯します。
 未契約の場合消灯してます。
 もし契約しているにもかかわらず赤く点灯している場合は、
 光電話が利用不可の状態でインターネット回線が緑色の場合、
 Softbank光に何か問題がある可能性があるので、確認してみてください。

・USB(消灯)
 緑色のランプがついている場合、本体後ろにあるUSBポートが
 利用可能なことを示しますが、取説等に詳しい使い方がないのと、
 ネット上の記事でも多数投稿ありますが、このポートは
 通常では使用できないもののようです。
 ランプが消えていて正常です。

()内は、正常時の安定稼働状態のランプ状態を示しています。

続いて、NTT製の機器(ONU)
下から

・電源
 上記と同じで、通電されていれば緑に点灯。
 消えている場合は、本体後ろの差し込み、
 ACアダプター、コンセントなどに何か問題がありますので、
 確認してください。

・光回線
 正常時は緑に点灯。
 これが消えている場合、光回線に問題があります。
 直接NTTではなく、Softbank光からNTTへ連絡してもらってください。
 直接連絡した場合、修理費や出張費用などが発生する場合があります。

・UNI(User-Network Interface)
 正常時は、緑に点滅します。
 万が一これが消えている場合は、ONUの故障若しくは、
 光ファイバーの断線、NTTの収容装置のトラブルなどが考えられます。

・認証
 正常時は緑に点灯します。
 このランプは、NTTとONUとの接続が確立し、
 ID等が認証できた場合に点灯するものです。
 上記理由から、光回線が消灯している場合や、
 NTTの収容局でのトラブルなどがあった場合は消灯など
 他の点灯動作をします。

約3年ちょっと利用してますが、通信状況としては、
集合住宅なので、多少下りが落ちる時間帯があるものの、
それほど悪くはないですが、障害などのケアは
Softbankは業界最悪かもしれません。

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