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KOC 2022 準決勝 1日目

今回は配信チケットを購入し、KOC 準決勝 1日目 9/1(木)17:00~を嫁と2人でみた。各芸人の順位をまとめて感想を箇条書きで書いてみようと思う。配信チケットは好きなところで止められる見直せるのでネタをひとつひとつしっかりと評価できる。もちろんその会場で感じる一日の流れや空気感とは別物ではあるが個人的に楽しんだ感想としてみてほしい。

■順位
1 スパイシーガーリック
2 青色1号
3 ニッポンの社長
4 ヨネダ2000
5 コットン
6 最高の人間
7 蛙亭
8 かが屋
9 隣人
10 ビスケットブラザーズ

■感想
全体的に順位が高かったのは、わかりやすいネタだった。
・設定に違和感がない、配慮があり(がなく)見ている人の感情が入らない
・ネタの笑い処を捉え、その掴みを早く設定してくれている
・構成がきれいでストーリーをちゃんと導く
・共感せずとも理解はできる
などを具体的に上げておく。

個々の感想を下記する

・蛙亭は優勝後前説に
スタートは蛙亭からで昨年の決勝を彷彿とさせる展開だったが、安心してみられるし前菜として機能したうえでしっかりと評価されるネタだったと思う。かが屋、スパイシガーリック、青色1号までその流れをつないで序盤5組は配信でみても会場があったまる雰囲気を感じた。

・ファイヤーサンダー悔しい
ABCお笑いグランプリで優勝していることで認知していたのでKOC準決勝のネタを楽しみにしていたが、印象として不発だった。つかみでつかめず、盛り上がりの部分でやっとつかめた感じでそこまで来ると笑いにならないかなしさが際立った。

・配慮をしてしまうネタがある
男性だけで見る分にぶっ飛んだ設定は面白いが家族や恋人とみると気まずい設定がある。全体的に一定数はそういう設定でいぬは面白い分笑いきれず難しかった。2人でみていて設定は背景として登場人物の魅力で物語を進めると自然と笑いが起きた。ビスケットブラザーズやコットンはその点非常に良かった。ただし、ぶっ飛んだやり取りを許される天竺鼠のようなコンビはKOCも存在していたので面白いなと思う。ななまがりはほんとに好き勝手やっていい。

・演技力を感じてしまう
面白いコンビは演技力が高い。演技力が高いと細かい笑いが拾えるので蛙亭のやり取りの細かさ、コットンの道具の扱いの上手さが活きていたとかんじた。演技力だけで心情をしっかり読ませてくるかが屋は異質だが、面白い小道具を映像でみせてくれたカゲヤマはその点で非常に惜しかった。

・隣人
動物と意思疎通をはかるというだけで現実的な変わった設定を持ってくるコンビで、M-1の予選動画でもスカイダイビングをしながら生徒指導をするネタを持ってきていた。設定が強いとは感じないが想像できる理解しやすいネタで笑えてしまう改めて魅力的なコンビだった

・ループもの
ループものは面白いところを何度も使えるので便利である。優勝したコロチキの天使のネタやモンスターエンジンのミスターメタリックなどKOCでもよくみることがある、ただし繰り返しの中で段階的に違いをみせながら最後には圧倒的に落とさないと大きな笑いに繋がらないが、今回のニッポンの社長は上手かった。人と話したいので決勝の放送をはやくしてほしい。

■評価(出順)
勝手につけたやつを貼っておきます。
筆者はケケ、嫁はウメでそれぞれ100満点で採点し合計点で順位つけてます。


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