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今月公開のウェブ発信集および会員向け月末恒例近況報告&雑談2月末編

Photo by Glen Carrie on unsplash

かなり熱心に倉本圭造の言論に注目してくれている人でも、note以外の場所で発信している記事などを見逃している事が多いからマトメてほしいという要望を受けたので、毎月月末に一箇所にまとめておくページを作ることにしました。

その後、毎月恒例の会員向け近況報告&雑談が続きます。

昨月末に、

世間が倉本圭造に期待してるのはポリコレ関連のネットバトルとかする事じゃなくて、日本経済とか社会にちゃんと真面目で前向きな提案する仕事をちゃんとやること

…みたいなことを何人かに言われて「そりゃそうかもしれん」と思うようになったので、今月はちゃんと「ネットで発信」をやらなくちゃという気持ちになって結構頑張っていました。

というわけで普段より記事や連ツイが多い月だったと思いますが・・・

まずは、もちろんこのnoteで毎月発信している記事ですが、先月の二本はまあまあ読まれました。

『アバター2』の記事は『先週最も読まれた記事』に選ばれて…

『アベノミクス』の方の記事は『先月最も読まれた記事』に選ばれました。

それぞれの連ツイ版は以下です。

note以外では、まず以下のファインダーズ掲載の二本ね。(大ヒットはしなかったけど結構数字的には堅実に読まれていました。こういう地道な話題をコツコツやるのも大事ですね)

上記記事は以下とセットになっています。

一個目が「給料の上げ方」で、二個目が「インフレの乗りこなし方」ですね。

連ツイ要約版もあるのでどうぞ↓

一個目の記事

二個目の記事の連ツイ要約

あと、少し前のファインダーズ記事ですが、インボイス制度への関心が高まっているのかいまだに結構読まれているのがコレですね。

連ツイバージョン

その他、ぷちバズった連続ツイートとしては以下のものなどがあります。

ひとつは、「大阪維新が嫌いだからってデマはやめようぜ」という話(笑)

このツイートには、実際に大阪市でPTAの給食委員やってる人からの以下のようなコメントがありました。

なんか大阪維新についても、一個前の記事で書いた「日本人の議論が不毛になる理由」みたいなのが渦巻いていて、内容とかすっ飛ばしてデマ合戦みたいになってる現状がありますね。

上記連ツイの中で重要なツイートがいくつかあるのでスレッドで読んでほしいですが、以下などは単体でよくシェアされていました。

次に、どんどん話題が変わっていってもうみんな忘れかけてますが、「福井県池田町暮らしの7箇条問題」ってのがありましたね(笑)

それについては、「ちゃんとこうやって明快に説明してるのはむしろ親切なのでは?」というツイートをして賛否両論でした。

これ、言いたいことがちゃんと言えたスレッドという感じではないのですが、メッセージとしては、

・どうせわかりあえない移住者とのマッチングは減らす
・生計がムラの外にある移住者をまず増やし、適切な距離感でムラの雰囲気を変えていく(以下のツイートのような)

あと、それとは別に以下ツイートのような「厳然たる課題」とも今後向き合うことになっていくだろうという話もしたかったです。

これは多面的に色んな角度から考えないといけない問題で、ただ単に「田舎の閉鎖性」をバカにしてたら済む話ではないってことですね。

「ある程度閉鎖的にならざるを得ない事情」もまるごとテーブルの上に載せた上で考えないとどうしようもない課題なので、こういう風に紛糾するケースが出たのはある意味良い事だとも言えると思います。

そういう「新旧価値観対立」をただぶつけあうだけで終わらない・・・という話では、同性婚関連で以下の連続ツイートも結構読まれました。

これも連続ツイート全体で大事なことを言っているので、クリックして下の方まで読んでみていただければと思います。

あと、数日前に連ツイした「安倍晋三回顧録」の書評も今結構バズってますね。

そんな感じですかね。なんか「沢山発信する月にしよう」と思ってたわりに、結局この程度か・・・みたいな感じでもあるような(笑)

僕としては結構頑張りましたけど、毎日毎日なにか発信してる人と比べるとねえ。

でも、一個発信すると、バズって色んな人が色んな意見を投げてくるんですが、それ一個一個ちゃんと「受け止め」たいなと思ってるんですよね。

あまりに単なる暴言みたいなヤツもチラホラ来るんですが、その人のアカウント読みに行って「なるほどこういうタイプの人はこういう意見を持つのか」みたいな(笑)

そうしてるうちに、「メタ正義」的に自分のポジションが自然に修正されて、時をおいて「次」の言論が自分から出てくるというプロセスを丁寧にやっていくことが大事だなと思っているという感じですね。

そうすることで、今の世界と自分の活動が、だんだん波長が近づいてきて、巻き込めるひとびとの感情エネルギーの総量はだんだん増えてきていると思うので、党派とかその時々のネタに引っ張られすぎずに、とにかく「世の中のコアとピッタリ連動する」位置に徐々ににじり寄っていくようにしていければ、また情勢は変わっていくという確信めいたものはあります。

さて、ここからは雑談と近況報告なんですが、今月は皆さんどういう感じでしたかね?

コロナ禍の時のように「目に見えた大きな変化」は少ないですけど、でもなんだか本質的にはコロナ禍の時以上の大きな変化があるように感じています。

文通の仕事で繋がってる人たちも、それぞれの立場なりにヒタヒタと近寄ってくる「変化」を肌で感じている人が結構いるような?

・経済環境的に「アベノミクス時代」が終わって新しい変化が来ている
・急激に進化するAIが想像を超えている
・SNSでは「いつもの罵り合い」が続いているが、だんだんこの「罵り合い自体がバカバカしい」という感覚が蔓延してきて、その両方から距離を置く気分も徐々に増えてきている

…というような感じが個人的にはしていますが、これらはかなり「すべて表裏一体」というか、時代の変化がそれぞれ違った形で現れているところがあるんですね。

今月はそういう話をしつつ、あとは唐突ですけど今月見てきたブラッド・ピット主演の映画「バビロン」の話(とそれ以外の沢山のブラピの映画が好きだという話)をします。

AI時代によって「20世紀型のイデオロギー」の説得性が低下する中で、その先で「なにか共有できるもの」を目指すなら、ブラッド・ピットが延々と描こうとしているような「the real people on the ground」的な発想が必要だ…みたいな話ですね。

昨年7月からは、「記事の有料部分のバラ売り」はできなくなりましたが、入会いただくと既に百本近くある過去記事の有料部分がすべて読めるようになりますので、これを機会にご購読を考えていただければと思います。
ここまでの無料部分だけでも、感想などいただければと思います。私のツイッターに話しかけるか、こちらのメールフォームからどうぞ。不定期に色んな媒体に書いている私の文章の更新情報はツイッターをフォローいただければと思います。

「色んな個人と文通しながら人生について考える」サービスもやってます。あんまり数が増えても困るサービスなんで宣伝してなかったんですが、最近やっぱり今の時代を共有して生きている老若男女色んな人との「あたらしい出会い」が凄い楽しいなと思うようになったので、もうちょっと増やせればと思っています。私の文章にピンと来たあなた、友達になりましょう(笑)こちらからどうぞ。

また、先程紹介した「新刊」は、新書サイズにまとめるために非常にコンパクトな内容になっていますが、より深堀りして詳細な議論をしている「みんなで豊かになる社会はどうすれば実現するのか?」も、「倉本圭造の本の2冊め」として大変オススメです。(Kindleアンリミテッド登録者は無料で読めます)。「経営コンサルタント」的な視点と、「思想家」的な大きな捉え返しを往復することで、無内容な「日本ダメ」VS「日本スゴイ」論的な罵り合いを超えるあたらしい視点を提示する本となっています。

さらに、上記著書に加えて「幻の新刊」も公開されました。こっちは結構「ハウツー」的にリアルな話が多い構成になっています。まずは概要的説明のページだけでも読んでいってください。(マガジン購読者はこれも一冊まるごとお読みいただけます。)

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