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[無料]キャンピングムーンCB缶→OD缶用バーナー変換アダプターレビュー

男の子は火器が大好き。面白そうな火器を見つけるとつい買ってしまいます。今回紹介するのはコチラ。

OD缶用の火器でCB缶を使えるようにするアダプターです。OD缶とかCB缶の説明はこちら↓

注意:基本は、バーナーヘッドとガスのメーカーを揃える

バーナーヘッドとガスのメーカーは揃えて下さい。例えばEPIのバーナーを使うのなら、ガスもEPIのものを使って下さい。

他メーカーのガスで使って火が付かないということはないのですが、もし事故や故障があった時に補償を受けられません。バーナーやガスは自社製品を使う前提で作られているので、メーカーが違うと十分な性能を発揮できないことも考えられます。

ガスの詰め替えとか、いけない事をしていないお友達はバーナーとガスボンベのメーカーは揃えて下さい。

さて。以上を踏まえて。

CB缶→OD缶用バーナー変換アダプターを買った

どういう製品かと言うと、OD缶用のバーナーヘッドでCB缶を使えるようにするアダプターです。この時点で、上記の『バーナーヘッドとガスのメーカーを揃える』は無理めになります。メーカー保証は受けられないと思ってください。

箱から見ていきましょう。

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説明書は日本語です。

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裏側は中国語。

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収納状態のアダプターはこんな感じ。

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足を展開するとこうなります。金色の部分にバーナーヘッドをねじ込みます。OD缶の口と同じ規格のネジになっています。

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下の写真は、CB缶を接続する部分。

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重さは141gでした。ちょっと重い気がしますね。

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EPIガスのREVO-3700 STOVEと合わせると240gになります。

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REVO-3700は強火の火力が強く、それでいて超弱火でもコッヘルの底にススが付かない優秀なバーナーです。16年前に買って以来どこも故障することなく使い続けています。

合計240gだと、イワタニのジュニアコンパクトバーナーより少しだけ軽い感じですね。

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ジュニアコンパクトバーナーはCB缶を使えて、バーナー自体も低価格。安心のイワタニ品質で、これまたおすすめのバーナーです。

単にCB缶を使いたいだけならジュニアコンパクトバーナーでいいような気がしますが、OD缶用のバーナーでCB缶を使うのがロマンっぽいので先に進みます。

使ってみる

REVO-3700を変換アダプターに取り付け、CB缶をセットするとこうなります。バーナーのバルブは閉めておきましょう。バルブが閉まっているのに異臭がするとしたらガスが漏れてます。接続を確認して下さい。

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火を付けるとこうなります。明るいので火はあんまり見えないですね。重心が下がって安定感もあり、なかなか良いです。

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お気づきと思いますが、このCB缶は東邦金属工業のものなので、EPIのバーナーと組み合わせて使うのはメーカー保証外となります。事故が起きても誰も補償してくれないので自己責任です。

素直にST-310を買えばいいような気もする

こういうタイプのバーナーを使いたいのなら、SOTOのST-310を買ったほうがいいんじゃないかって気もします。SOTOのガスを使えばメーカー保証です。

定価は5800円、税込み6380円。なお、2021年8月現在は品切れっぽくてプレミア価格になっていますので、再販を待ったほうがよいでしょう。

なんなら上に書いたイワタニのジュニアコンパクトバーナーもあるし。あれ?やっぱ変換アダプター要らないんじゃない?

…いいんですよ、こういうのはロマンなんだから。

輻射熱が気になるなら板を載せる

ロマンとは別の話で、火とCB缶が近いと輻射熱によるボンベの加熱が気になります。ST-310も輻射熱を防ぐ板が付いています。

ということで、この変換アダプターには別売りでガスボンベカバーが用意されています。

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買ったらクリックポストで送られてきました。クリックポストは200円。仕入れ値やAmazonに取られる手数料を考えると売り手に利益はあるんでしょうか。

はい。ステンレス製で、重さは90g。

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ちょっと重いですね。ますますST-310が良いような気がしてきます。セットするとこんな感じ。

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気温が高い時期はカバーを付けたほうがいいかも知れませんね。厳冬期は逆に輻射熱でボンベが温まった方が火力が上がっていいかも?

組み合わせ自由なのはメリットですかね

ST-310を買えばいいという流れになってますが、変換アダプターの良いところは組み合わせが自由なところです。超小型のバーナーと組み合わせることも出来ます。BRSの3000T(大黄蜂)と組み合わせてみます。

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これ、以前は500円くらいで買えたんですが今は2000円とかするんですね。

AliExpressでも$15くらいなので、もうあの頃の値段では買えないっぽい。

この組み合わせだと166gになります。これは軽い。バーナー自体が25gだからこその軽さです。

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ただ、このバーナーは音がややうるさいのと、弱火にするとコッヘルの底にススが付く(不完全燃焼してる)という欠点があります。

まとめ

以上の様に、OD缶用のバーナーでCB缶を使えるようにするのが『CB缶 スタンド型バーチカル 変換アダプター』です。ST-310とかジュニアコンパクトバーナーを使えばいいじゃん、という気が大いにしますが、そこは一つロマンってことで…。

バーナーの組み合わせが自由なのがいいんですよ!メーカー保証外だけど!

キャンピングムーンは他にもいろいろ変換アダプターを作っていて、一体型バーナーを分離型にしつつ、同時にランタンも使えるようにするという、訳分からない製品も作ってたりします。

もちろん、この辺の製品もバーナーのメーカーの保証外になるので使用は自己責任です。面白い製品ですが、ガス製品は使い方を誤ると火事や事故が起こってしまいますのでご注意下さい。

わぁい、サポート、あかりサポートだい好きー。