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うつを知って戦わない方法

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うつ病は、「戦って勝とう」とすると疲弊します。それが自分以外のうつ病相手なら尚更です。 うつ病とは、精神障害とはどんなものかを知り、戦わずに躱す・宥める・共存する方法を知りましょ…
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#家族

自己評価が低いパートナーとの付き合い方

~メンタルを守りながら築く健全なパートナーシップ~ 自己評価の低い人をパートナーに持つと、自分自身の存在意義、自分がパートナーであることの意味も分からなく、寂しくなります。 私もずっと悩み続けました。夫が「自分には価値がない」と考えるなら、妻の私にも価値がないのでは、と。 しかしながらその発想自体が害だったのです。夫の自己評価と私自身は関係がない、と気づけてから楽になれました。 相手の自己評価の低さをケアしつつ、自分の自己評価も守ることでパートナーシップを築くことが出来ます

家族のうつ病を認めない心理

突然(と感じる)のうつ発症は、本人だけでなく家族にとっても大きな事件です。 薄々様子がおかしいと気づいていても、それが病気だとすんなり受け入れることが出来る人は少ないでしょう。 本人もショックだと思いますが、家族もショックです。 しかし、家族が受け入れることが出来ないでいると、うつ病本人は更に窮地に追い込まれます。 そして、受け入れることが出来ない家族との対立が起こります。 なぜ家族のうつ病を認める・受け入れることが出来ないのでしょうか。 家族の側の心理を考察してみました。

うつかも?→初受診までが難しい<後編>

前編では、 1.うつかも、と思ったら受診したほうがいい理由3つ 2.受診しないまま(=未治療)だとどうなるか? についてお話しました。 3.病院へ行こうとしない…家族や周囲はどうすればいい?相手が子どもではないなら、無理やり引き摺って行くことは出来ませんし、本人に治療する意思が無いなら、受診してもあまり効果は期待できません。 しかし家族としては気が気ではない。病院に行けば全てが解決するわけではなくても、専門機関と繋がり、何らかの診断を下してもらえるほうが安心出来ます。 そ

見守ることの難しさと大切さ

家族がうつ病になった時に一番大切なことは、実は「何もしない」ことです。 放置する、無視する、という意味ではありません。 本人が何かしたいと思うまで、じっと見守る。 手助けを求めてくるまで、焦らず待つ。 自分(サポート側)は無理に(必要以上に)うつ側に合わせない ことが必要です。 しかし、中々難しい。それは何故でしょうか。 そして「何もしない(見守る)」ことが、何故一番大事なのでしょうか。 【家族が出来ることは?】厚生労働省HPの「こころの耳」に、このようなアドバイスが掲