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働く人のメンタルヘルスのために

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毎日お仕事お疲れ様です。 働く人のメンタルヘルスに役立つコラム・情報をまとめました。 気を付けること、いざという時に活用できる制度やサービスなど、更に更新していきますのでよろしく… もっと読む
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#大人のメンタルトレーニング

気分が落ち込んだ時の対処法 ①仕事編

毎日何時間も取り組まなければならない仕事は、落ち込むことの連続です。 嬉しいことなんて振り返っても数えるほどしか覚えていない。 疲れていれば行きたくないし、気持ちが落ち込んでいれば尚更です。 仕事で気分が落ち込んだ時の対処方法について、考えてみました。 1.落ち込んだ時に必要なこと①自分を責めない 仕事上でのミス、失態の大小にかかわらず、気分が落ち込むようなアクシデントが起きれば、人は誰でも自分を責めてしまいます。 中心人物なら尚更、そうでなくても「もっとうまく立ち回る

すぐできるスキルアップ対策5選

仕事をしていると、スキルアップは常に心がけたい問題ですね。 とはいえ、いきなり何かの資格の勉強を始めるとか、仕事の後に習い事をする、副業を始める、というのは、忙しい毎日の中ではハードル高く感じて手が出せません。 今日からすぐ出来るスキルアップ対策から初めてみましょう。 1.形から入る:身だしなみ形から入るのは、手っ取り早い上に気持ちの切り替えにもなります。 そして内面のレベルアップよりも周囲に気づかれやすいので、モチベーションを保ちやすいというメリットもあります。 全部

脱・ネガティブ思考の道

ネガティブな感情や思考が生まれること自体は誰でもあるものですが、四六時中否定的な思考や不安、暗い想定に縛られるのは辛いです。 では、長期的な対策として、脱・ネガティブ思考するにはどうすればいいか、を、考えてみましょう。 以下の4つの要素が中心となります。 1.マインドフルネス当ブログでも何度も登場する「マインドフルネス」ですが、定義としては です。 人の思考や意識は、気を抜くとすぐに過去や未来など、自分が直接どうにかすることが出来ない時空に飛んでいきます。 何か問題が起

ネガティブ感情のせいで冷静になれない

≪ご相談への回答≫ ご相談ありがとうございます。 まずは体調は如何でしょうか。この時節、流行病だけでなく寒さや寒暖差で体に負担がかかりやすいです。負担にならない程度に、体を労わる工夫をしてみてください。 『ネガティブな気持ちから抜け出せず辛い』というご相談ですね。 生きていれば、嫌なことや不幸ごとはどこかで遭遇します。完全に避けることは出来ませんし、避けようとすると今度は行動範囲や生活環境が限定され、本来得ることが出来るはずの楽しいことや嬉しいことから自分を遠ざけることに

ネガティブ感情のトリセツ

ネガティブかポジティブかは関係なく、感情とはその場の状況に応じて自動的に湧き上がってくるものです。 ポジティブなものだけ拾い上げて、ネガティブなもの(自分に不都合なもの)は全部消去する、ような便利な機能は人間にはついていません。 自然に沸き上がり、強力で、あとまで残るネガティブな感情をどのように取り扱えばいいのか、を、考えてみました。 1.ネガティブ感情の種類ネガティブな感情とは、どんなものがあるでしょうか。 怒り、緊張、不安・恐怖 苛立ち、焦り、妬み 悲しみ、孤独

仕事でうつにならないために ③現職への適性

仕事うつを予防するための要素3つ目は、「今の仕事(現職)への適性」についてです。 ○○占いなどで見る「あなたの適職は○○師です」のようなことではありません。 仕事とは、無数の業務の塊です。○○師に向いているかどうか、というのはマインドの問題なので、その職業の理念に同意できるかどうか、ということになります。 それとは別に、業務への適性に悩んだ時、どのように対処したらいいかを考えたいと思います。 1.適性が無いと感じる時業務への適性が低い時とは、一つ一つの作業に対する苦手感・抵

仕事でうつにならないために ②モチベーション

今回は、仕事うつ防止対策の2つ目、「モチベーション」についてです。 キャリアへの意欲・モチベーションを考える時、職業選択の時点でどうするか、という考え方は多方面で論じられていますが、既に職業についている場合、職業選択に視点を置くと「転職」という選択肢しか亡くなってしまいます。それは多くの方にとって現実的ではないと思います。 今回のブログでは、現在の職業・業務・作業に対するモチベーションが低いまま働き続けることが、うつ病へのリスクを高める可能性がある、という前提で、それへの

愚痴上手になろう

毎日お仕事に家事に勉強にお疲れ様です。 あっちに気を使って、苦手なことに取り組んで、息つく暇もなく次の作業に取り掛かって、休憩らしい休憩を取ることも無く走り回っていれば、疲れるのは体だけではありませんよね。 そうした時についポロリと出てくるものが愚痴です。 概ねあまりいいイメージが無い愚痴ですが、愚痴を上手に使うことで、メンタルヘルスを保ち、人との距離を縮め、自分自身の振り返りをすることが出来ます。 1.愚痴とは何か『今日も電車混んでたなぁ。座れなかったから疲れた』 『ラ