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働く人のメンタルヘルスのために

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毎日お仕事お疲れ様です。 働く人のメンタルヘルスに役立つコラム・情報をまとめました。 気を付けること、いざという時に活用できる制度やサービスなど、更に更新していきますのでよろしく…
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#仕事について話そう

「それどころじゃない」とき、どうする?

大人になると「忙しい」のが「当たり前」になってしまいます。社会人なりたてはそうでもないけれど、忙しく走り回っている先輩や上司を見ると「忙しくしていなければいけないのでは」と思ってどんどん自分に詰め込む。 それが続くと自分を保つための余裕もなくなってパンク寸前になります。 それどころじゃない!と思ってしまうのはどんな時か、どんな心理状態になるか、その理由と対策を考えました。 <状況>それどころじゃない状況とは?一番は「多忙」ですよね。「席を温める暇もない」という喩えがありま

仕事とメンタル不調 ③不調をケアする

さて、仕事で負ったメンタル不調は、どのようにケアすればいいでしょうか。 仕事が理由の場合の特徴と、仕事特有の解決策をご提案します。 1.仕事のメンタル不調の特徴仕事由来のメンタル不調には、いくつか特徴があります。 ①ケアする暇がない 仕事をする上での悩みとして「業務時間・業務量が多い」というものがあります。 週5日、1日8時間が基本で、それより長時間働いていれば、仕事以外の時間がありません。 人は仕事だけしていれば生活できるわけではありません。 帰れば家事が待っています

仕事とメンタル不調 ②自分の欲求と取り扱い方

前回は「仕事をする上で起こるメンタル不調」の、理由・きっかけについて考えました。 そして「メンタルが不調の予防策」の一つとして、自分がどうしたいか、の「欲求」を知ること、をご提案しました。 では、仕事上の欲求とはどんなものがあるでしょうか。 そしてそれとどのように向き合えばいいでしょうか。 1.「欲求」とは?心理学では欲求について様々な定義がありますが、ここでは「マズローの欲求階層説」に基づいて考えてみたいと思います。 生理的欲求とは、生命を維持するための本能的な欲求で

仕事とメンタル不調 ①きっかけと理由

4月も中旬、桜も散って(関東地方)少しずつ新しい季節に体も気持ちも馴染み始める時期ですね。 緊張しすぎていませんか? 頑張り過ぎていませんか? 今の自分は「いつもの自分」と同じ状態をキープできていますか? 1.仕事を続ける上で現れるメンタル不調のきっかけ仕事とストレス、メンタル不調は表裏一体です。 頑張れば緊張度が上がり、疲労もストレスも増えます。 頑張らない、という方法もありますが、今度は継続するためのモチベーションが保持できません。 自分の心身の健康とモチベーション

困った上司への心構え

仕事をする上で、上司がどんな人か、その人と合うか合わないか、は、毎日の仕事だけでなく自分のメンタルヘルスやキャリアプランにおいても大きく影響しますよね。 どのような職種や業種を希望するか、どんな会社で働くか、までは自分で選ぶことは出来ても、誰を上司にするか、は選べません。「親ガチャ」ならぬ「上司ガチャ」みたいなものです。 そしてどんな人が「当たり」なのかは、自分のタイプによっても異なります。ガツガツタイプがあっているのか、見守ってくれるタイプがあっているのか。 ただし、自分

仕事のミスは財産になる

仕事とミスはセットのようなものです。 頑張って色々やる人ほどミスする回数は増えます。 毎回バッターボックスに立つ打者ほど空振りの数が多いのと同じです。 だからミスの回数を数えても意味ないし、ミスすることにビクビクしていたらヒットもホームランも打てません。 大事なのは 「ミスをリカバリーする」 「落ち込んでいる自分を受け止める」 「ミスから学ぶ」 ことです。 STEP1:ミスをリカバリーする何よりまずはミスによって発生した損害をリカバリー(取り戻す)ことです。 どんな仕事や

仕事がデキる人がしてること

採用面接やキャリア相談を受けるとよく聞かれることの一つに、 『パソコンって、出来るほうがいいですよね』 『難関資格持ってないとダメですよね』 というご相談。 勿論出来ないより出来るに越した事ないし、やりたい仕事が決まっているならそれに合う資格を持っているほうが持っていないより有利かもしれません。 しかし、所謂「仕事がデキる人」とは、そこで評価されているわけではありません。 「仕事がデキる」と評価されるのは、実は特別なことではなく、毎日の仕事ぶりに組み込まれているものなので