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働く人のメンタルヘルスのために

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毎日お仕事お疲れ様です。 働く人のメンタルヘルスに役立つコラム・情報をまとめました。 気を付けること、いざという時に活用できる制度やサービスなど、更に更新していきますのでよろしく…
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#メンタルマネジメント

ストレスは薬?害?

ストレス、と聞いて楽しい気分になる人は少ないでしょう。どうしたって良くないイメージのほうが強いです。 だから色んな方法でストレスを回避しようとするし、「ストレス発散」と聞くと魅力を感じてコストをかけることを厭わない。 それでも、生きている限りストレスと無縁にはなれません。 本当にストレスは、害でしかないのでしょうか。 1.ユーストレスとディストレスストレス、という言葉も、「ストレッサー」(負担に感じる原因)と、それによる「ストレス反応」をひっくるめた言葉です。 そしてス

ポジティブとは何ぞや?

ポジティブ・ネガティブ。 いずれもよく聞くし使う言葉です。 ネガティブな感情や言葉より、ポジティブなもののほうがいい。 ポジティブ思考・志向になろう! と言いつつも難しいのは、「ポジティブ」が具体的に何なのかが分からない、というのもあるのではないでしょうか。 1.ネガティブ(否定的・拒否的)になるとき①過去の経験から、ネガティブな反応や思考が「マイルール化」されている 過去の体験は、意識して記憶を整理しておかないと、失敗や不快な体験ばかり強く残ってしまいます。 なぜなら

やる気を育てよう

今日も学校に家事に仕事にお疲れ様です。 やらなきゃいけないこと、やりたくないこと、やったほうがいいこと、ってたくさん思いつきますよね。 でもなかなか手を付けられない…… このとき不足しているのは「やる気(モチベーション、動機づけ)」です。 では、やる気を増やす・育てるにはどうすればいいでしょうか? 1.やる気の特徴①波がある 同じことを対象としても、やる気が出る時と出ない時があります。 出ない時が「悪い」わけではありません。 そもそも波があるものなのです。 ②人それぞ

不安を予言化しないためには

不安は、人間が命を守るために反射的に感じる感情です。感じないようにすることは命を危険にさらすことです。 しかし、不安に心が乗っ取られると、その不安が現実化します。 不安が「予言」になってしまうのです。 では、どうすれば不安を現実化せずに、自分を乗っ取られずに済むでしょうか? 1.不安は「黄色信号」不安は、生物が外的や生命の脅威に備えるための信号です。 「恐怖」が赤信号なら、「不安」は黄色信号です。 交通信号が黄色になれば、人も車もストップします。同様に、不安を感じることで

思いを言語化する

思いとは、かなり幅広い概念です。 反射的に思い浮かぶ感情、感覚や、いつも考えている思考、信条、モットー、将来の夢ややる気、悩みなど様々です。 その中には、ずっと感じ続けているものの、ハッキリと言葉に出来ないものがあります。 得てして「ハッキリと言葉に出来ないもの」の中に、大事なものが隠れています。それが「ストレス」の正体です。 言葉に出来ないストレスは、言語化することで解決しましょう。 1.言葉にしない習慣ちょっとした不快さ、不満、イライラ、怒り、不安、焦りは、自覚され

元気の源をつくろう

「○○が自分の元気の源!」というものが、誰でも1つ2つあると思います。 食べ物、人、場所、エンタメ。 例えばペットとか、お風呂の時間とか、「推し」と言うのも大きいです。 でも忙しいと、「元気の源」の存在を忘れてしまいます。 元気がない時に「そうだあれがあった!」と思い出せるようにしておきましょう。 1.すぐに目に付く場所に用意しておく元気の源が何なのかに拠りますが、必要な時に思い出すためには、目に付く場所に用意しておく必要があります。 自分の生活パターンを振り返り、どこ