マガジンのカバー画像

働く人のメンタルヘルスのために

99
毎日お仕事お疲れ様です。 働く人のメンタルヘルスに役立つコラム・情報をまとめました。 気を付けること、いざという時に活用できる制度やサービスなど、更に更新していきますのでよろしく… もっと読む
運営しているクリエイター

2022年10月の記事一覧

仕切り直しで交通整理しよう

仕切り直しとは、一旦中断して、時間を取って再度執り行うこと。 イメージしやすいのは相撲ですよね。 両者離れて、再度立ち合いからやり直す。 ヒートアップしていた場が一気にクールダウンして、もう一度やり直す。 ただ時間を置けばいい、と言うわけでもないでしょう。 仕切り直しで時間を空けている間、その時間をどう使うか、で、再試行後の結果も変わってきます。 1.思考を柔らかくする仕切り直しを必要とする場面とは、何らかの想定外の要素や事態によって続行できなくなった、ということです。

失敗から立ち直るには

前回「本当の“失敗”とは」についてお話しました。 今回はその続きになります。 失敗・ミスをしてしまった時に心を立て直すためにはどうしたらいいでしょうか? 1.「次回また頑張ろう」と思えるところまで気持ちを立て直す日常の中で起きる失敗・ミスは、同じ場面・似た状況が再び起きる確率が高いです。 だからこそ不安も増すし、落ち込んでしまう。 とはいえ、次回を避けることも出来ません(出来なくはないけれど犠牲にするものが多すぎる)。 立ち直った、とは、「次やるときは気をつけよう・頑張ろ

本当の“失敗”とは

失敗、ミス、やらかし、うっかり。 色んな言い方がありますが、概ねあまり歓迎されない事態です。 当然当事者は落ち込むし、テンション下がるし、復旧作業が必要になって疲れるし、周囲へ申し訳なく感じるし、踏んだり蹴ったりです。 かといって、「常に正しく成功し続ける」のは無理です。 問題は「何を失敗と捉えるか」ではないでしょうか。 1.失敗とは何か今更考えなくてもよさそうなものですが、改めて定義づけしたいと思います。 何かの目的・目標があり、それを達成するためにした行動の結果が

選択のコツ

今朝、何を食べましたか? 何を着て出かけましたか? 電車は前から何両目に乗りましたか? 些細なことも含めて生活は選択の連続です。 後になって「やっぱりあっちにしておけばよかった」と思うことも毎日。 しかし時々、選択に迷うことはありませんか? 選択のコツは、結果に対してコミットすること、です。 1.選択の大敵は「迷い」選択が難しくなる時は、何を考えているでしょうか。 それは、『間違えたらどうしよう』という思考です。 自分の選択によって起きる事態を想定して、決断に二の足を

はじめの一歩は極小から

何かを始めようとする時は、プロセスの中で一番モチベーションが高まっている時でもあります。 だからこそ、つい頑張りすぎてしまう。 しかし「はじめの一歩」は、出来るだけ小さくする方が後々効果を発揮します。 1.どうして小さいほうがいいの?最終ゴールは決まっているものの、途中にどんな通過地点があるか、どこがしんどくてどこが楽なのかはやってみないと分かりません。 しかしやる気に満ちたスタート時に、大きな一歩を踏み出してしまうと、その一歩が「普通サイズの一歩」だと勘違いしてしまい

元気の源をつくろう

「○○が自分の元気の源!」というものが、誰でも1つ2つあると思います。 食べ物、人、場所、エンタメ。 例えばペットとか、お風呂の時間とか、「推し」と言うのも大きいです。 でも忙しいと、「元気の源」の存在を忘れてしまいます。 元気がない時に「そうだあれがあった!」と思い出せるようにしておきましょう。 1.すぐに目に付く場所に用意しておく元気の源が何なのかに拠りますが、必要な時に思い出すためには、目に付く場所に用意しておく必要があります。 自分の生活パターンを振り返り、どこ

褒められ上手は生き上手

褒められるのって嬉しいけど、対応が難しいですよね。 持って生まれたものも、努力の過程も、成果も、持ち物や家族友人に対するものでも。 つい「そんなことないです」って言っちゃってませんか? 二重にもったいないので、今からやめましょう。 そして「ありがとう(о ̄∇ ̄)/」と言いましょう。 1.親しき仲に謙遜なし大人には、謙遜の美学がありますよね。 褒め言葉だけでなく、他者から何かをもらったり申し出てもらった時、一度は辞退するのが礼儀だと言われます。 初対面の相手や、格式の高い