マガジンのカバー画像

働く人のメンタルヘルスのために

100
毎日お仕事お疲れ様です。 働く人のメンタルヘルスに役立つコラム・情報をまとめました。 気を付けること、いざという時に活用できる制度やサービスなど、更に更新していきますのでよろしく…
運営しているクリエイター

2022年9月の記事一覧

怒りの有効活用

マイナスな感情は出来ることなら避けたいです。 悲しみ同様、怒りも、喜んで!という人は少ないでしょう。 では、怒りを感じないようにしよう、と考えて、その通りに出来るでしょうか。 答えはNOです。 大事なのは「怒り」が何を意味しているのか、そしてそれを表現するかしないかの「行動」面のコントロールです。 1.何に対して怒りを感じるか何に対して怒りを感じるか、は、その人が何を大事にして生きているか、によって変わってきます。 例えば親を大事に思っている人が、他人から自分の親を非難

やる気は絶対に必要?…ではない

やる気が出ないから出来ない。 そう、私もよく心の中で呟いてます。たまに声にも出ます。 そうすると「だよね~」と同意してくれる人がたくさんいます。嬉しいのでしょっちゅう言ってるかも。 でも「やる気」ってどこから来るんでしょう。無いと駄目なもんなんでしょうか。 やる気とは、何かをする前に必要なのではなく、やってるうちに出てくるものではないでしょうか。 1.やる気が出ないのにやらなきゃいけないこれに尽きると思います。 「やる気が出ない」=今やりたいと思わない、やる意義がわから

自分自身に対して責任をとる

責任、というと、誰かや何か(有形無形)に対するもの、というイメージがありますよね。 親の子に対する責任、会社の社員に対する責任、または社員の会社に対する責任、など。 でもそれ以外にもあるのでは、と考えます。 まず第一に考えるのは、「自分自身への責任」ではないでしょうか。 1.責任とは?とあります。 いずれにしても、周囲に与えた影響に対してとる態度のことですね。 なので、「責任を取る」「責任感がある」という状態は、一定の立場や役割を持っている人に求められるもの、というイメー

協調性より柔軟性

「協調性」って、結構どこでも要求される性格特性、行動特性ですよね。 学校生活でも職場で長くやっていくためにも、そもそも面接の時点で求められたりします。 しかし、協調性さえあれば上手くやっていけるわけでも、幸せになれるわけでもありません。 協調性とは、一種の呪縛ではないでしょうか。 1.関心は高い「協調性」そもそも協調性って何でしょう。 本来の意味合いというより、イメージのほうが大きい(良いイメージ)要素ではないでしょうか。 協調性がある、というと、 誰とでも仲良くできる

問題の本当の大きさを知る

何か問題(アクシデント、悩み事など)が起きた時、それの本当の大きさを知ることが出来ている人は少ないのではないでしょうか。 目に見えるものではないし、人によって問題の捉え方は違います。 しかしだからこそ、「自分にとってその問題は大きいのか小さいのか、どんな意味を持っているのか」をきちんと把握することが、問題解決への道を作ってくれます。 1.問題を過小評価するときその問題を、 「大したことではない」と甘く見ている 楽観視しすぎてる 他の問題と向かい合うことを回避するため