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CD「Piece of Pop」、5曲入り。

好んでよく聴いている一枚。

普遍的かつ個性ある女性 の特徴をとらえたイラストが目を引く “ポップなジャケット” 。
それは CDの内容をさっそく物語っている。

5名の女性ヴォーカリストの歌唱(と作詞)による、個性の異なる楽曲、 が5曲。
そのサウンドをお作りになったのが
主にドラマーであられるプロミュージシャンの
中村皓さん。

じつに得難いそのポジション、
現代の幅広い音楽シーンの中で
「アナログ スキルの可能性」 を最大限に担う名バイプレイヤーかつプロデューサー (でいらっしゃるのではないだろうか。ともかく人力のマインド豊富なお方 とお見受けする)。

このCDは要するに
その中村氏によるリード作品、なのである。
親近感とバラエティに富む楽曲群は
たとえて言うなら
NHKみんなのうた にみられるような温かみと上質感を総合的に感じられる。
それらは楽しいばかりでなく、
一曲ごとに異なるミュージシャンを 演奏に起用しているからこそ成り立っており、 丁寧で緻密。
費やされし多くの時間と手間が伺え 希少だ。

内容は、
ひたすらポップな4曲と 凜としたバラード1曲。
たのしきメロディを
この上なくたのしく表現なさるシンガー・奏者の皆様、
美しきメロディを
この上なく美しく表現なさるシンガー・奏者の皆様。


これらすべてをまとめる中村氏。
しかしスタジオに籠ったままのインドア・ミュージシャンでもないらしい。百名山山頂にてウクレレ演奏を伴い一節お歌いになる日課がおありのようだ。
自由でご多忙なその姿 に秘められた “凡人に知り得ぬ何か” が集積された、とかく稀有であり素敵な一枚。
サブスクでも 聴けるもよう。


このお方、そもそも
ドラム演奏に関する離れ技を持ち、それを生ステージで披露することもある

#中村皓 さん #ドラマー #ミュージシャン