my name is ...
何かひとつ幸せを人に恵んであげられる。
何かひとつ幸せを人に恵んでもらえる。
そんな人になってほしいと両親は「恵一」と名付けてくれた。
これまでを振り返ると、本当に恵まれていたように思う。
大変なこともつらいこともあったけれど、やっぱり、人に恵まれ、環境に恵まれ、ものに恵まれていたのだと思う。
そんな境遇に最近甘えていたのだと気づいた。
それなりの努力をそのときなりにしてはいたと思う。
それでも「それなりの努力」だった。
だから、ここに至るまで「これだ!」というものが見つけられず、中途半端に物事を始めては止めてを繰り返していた。
いま、私はコピーを学んでいる。
私はこのコピーに「これだ!」を感じている。
祖父は、言葉と想いを届ける郵便局員。
父は、言葉を教える国語教師。
私は、言葉を通し、物事に、他人に、自分に真摯に向かい合い、コピーを通じて何かひとつでも幸せを届けられる、そんなコピーライターになりたいのである。
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