見出し画像

藍にいな×山下達郎が「あの頃の時間」を描き出す:山下達郎「さよなら夏の日」(2021/10/15放送)

2021年10月15日の放送では、「敬和年の差プレイリスト」「藍にいな」をテーマにアニメーション作家として、様々なアーティストのミュージックビデオを手掛けている、藍にいなさんの作品が使われている曲を特集しました。

山下達郎さんのヒット曲の1つ、「さよなら夏の日」は今年、藍にいなさんのアニメーションによるMVが公開されています。「時間」をテーマにした映像だそうです。

(以下台本から)

「1991年リリースの山下達郎さん21枚目のシングルです。「ガール・フレンドと遊園地のプールに行った際、夕立に遭った」、という、山下達郎さんの高校時代の思い出をもとに作られた曲だそうです。かつての「夏の日」の風景を歌った山下さんの1991年の曲に、2021年の藍にいなさんが映像を載せて、2021年、今年の8月に公開されています。
「「時間」という少年少女が抱える普遍のテーマを主題に、青春時代の危うさや儚さを巧みに表現、鮮烈な印象とともに、楽曲にまるで現代の新曲のような新鮮さを与えている」という説明が、YouTubeに掲載されています。」


藍にいなさんのコメント。

「さよなら夏の日」に映像をつける機会を頂けたこと、とても光栄です。このお話を頂いた時、嬉しい反面、既に沢山の方に愛されている楽曲に映像をつけることにプレッシャーもありました。山下達郎さんご本人の思い出の曲であると同時に、楽曲を愛しているすべての人の思い出を背負うこの曲にどう映像をつけるかと考えた時に、少年少女が抱える普遍的なテーマ、「時間」を描こうと決めました。あの頃の時間にはやっぱり不思議な力がある、完成した映像を見ながら改めてそんなことを考えました。楽曲の力をお借りしながら、彼らが抱える時間の危うさや儚さを表現出来たんじゃないかと思います。楽しんで頂けたら幸いです。」


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?