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コンテンツ力・見出しの力:一戸信哉の「のへメモ」 20211030

7月に始めた学生メルマガのnote掲載に始まり、今月も私が「のへメモ」を始めて、番組に関連するnoteの記事数を増やしてきました。これは、番組のアーカイブをnoteに残す、という守りの運用からの大きな転換であり、学生たちが「やらされ感」だけでやっているうちは、なかなかここまでたどり着けませんでした。学生たちの進化があったと感じています。

こうした記事を増やしていって番組の知名度をあげようとか、番組価値を向上しようとか、そういう話に乗ってくる学生は正直多くはないです。こうした地道な取り組みが、実は学生自身にもメリットとなって帰ってくると、私は思っていますが、バイトして資格取る、ぐらいの「学生生活ミニマリスト」には正直響きません。

なのですが、この数ヶ月、この地道な稼業を、何名かのゼミのメンバーがよくがんばってくれています。少しずつ少しずつ、どんなコンテンツがいいのか、見出しのつけ方で結果が変わってきていないか、学生たちと話をしています。

まもなく10月も終わるので、今月よく読まれていた記事を拾ってみます。

番組独自コンテンツよりも強い「敬和祭」

紆余曲折の末、事実上のオンライン開催となった敬和祭。告知を依頼されまして、すみやかに岸田さんが読んでくれたものです。番組には興味なくとも、敬和祭には興味を持ってくださったのか。番組関係者としては思い複雑ですが、アクセスは割と多かったです。

MC自身にも学びのあるエッセイ

MCを担当している学生たちのエッセイは、よく読んでいただいています。以下の神田さんの記事は、エフエムしばたの関係者にシェアしていただいたこともあって、よく読まれました。学生MCは、自分が目立つことにためらいがない人たちが多いと思いますが、でもインタビューにおける役どころは聞き手であり、引き立て役です。自分の立ち位置を理解しつつも、自分の視点が番組への関心を高めるのにどのように役立つのか、考えるきっかけにしてもらえたらと思っています。

独自の視点で取り組む編集後記

メルマガの編集後記は、何書いていいか最初わからなかったみたいですが、だいぶ軌道に乗ってきました。広報班は、番組制作に直接タッチしていないメンバー、そこまで積極的に手を挙げてこなかったメンバーの中から、文章力とか機動力を見て、編成したところです。編集後記は田中さん笹井さんを中心に書いていて、その日の番組のネタを見ながら書き起こしているようです。独自の視点を織り込んでいくエッセイ、さらに磨きをかけていってほしいです。一番アクセスが多かったのは、「写真の町シバタ」のことを書いた以下の記事でした。

藍にいな特集といちじくフェア

番組アーカイブは、藍にいな特集と新発田いちじくフェアが比較的きいてもらえたようです。写真の町シバタ、いちじくフェアと、10月に開催されるイベントを計画的にとりあげることができました。実はこういう形でとりあげることにより、学生たちも新発田の街なかで行われている取り組みをよく知ることができるという意味もあります。ただ、新発田の「内輪ネタ」、大学の中の「内輪ネタ」ばかりにならないようには注意を払い、広く一般に関心を持ってもらえるトピックにもチャレンジしたいところです。その意味で「藍にいな」プレイリストは、いい企画だったのではないかと思います。

BTS・テレサ・テン・王若琳・松田聖子:新旧混ぜた選曲

曲紹介記事で、アクセスが動くのは、古い曲新しい曲、いろいろです。タイトルのつけかたにも影響されるような気がします(が、noteのログではそこまではわからない)。

BTSはそもそもウェブ上の情報も多いので、検索から見に来る方は少ないと思いますが、noteの中だけ、あるいは学内の告知だけでも、それなりに記事を読んでもらえるのかもしれません。

松田聖子、テレサ・テンといったところ(テレサ・テンは台湾のカバー曲ですが)は、もちろん定番曲ですが、新しい情報も少ないので、見てもらえるのかなと感じています。いずれにしても情報の入れ方を工夫していこうとは話しています。

曲紹介は、記事のダブリもありますが、すでに200近くの記事となり、かなりの量になっています。

佐渡合宿など活動紹介は意識的に行うべき

私一戸がちょこちょこと載せている「のへメモ」は、「埋め草」程度の気持ちで書いています。もちろん、番組作りにずっと関わっていますので、大学、新発田、ネットという3要素のバランスをとりながらネタだしはできます。
以下の記事に書いた、学生たちとたびたび佐渡に行っていたという話は、私以外では、一緒に行った世代しか記憶していないんですよね。現役世代は知らないし、他の教員も知らないし、まして学外の方々は知らないわけで、自分がいろいろな世代の学生たちと取り組んできたことは、折々に紹介していくべきなんだなとは感じたところです(本当は、ゼミOBOG会みたいなのをそろそろやりたいところです)。


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