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「つなぎ」では終わらないネパールの話:一戸信哉の「のへメモ」20220302

大学での番組収録は、1月中旬から止まっています。大学の活動制限により大きな制約を受け、対面での収録を予定していた企画が、1月中旬にすべてストップ、なんとかZoom収録でつないできました。

今週は「つなぎ」で用意してあった企画として、ネパールの話題を学生1名と私の最少人数で、話してみました(Zoom利用)。ネパールは日本から近いわけではなく、知名度もそう高くはないと思います。欧米旅行に漠然と憧れる人たちはもちろん、貧乏旅行でもいいから放浪してみたいという学生でも、飛行機代が少しかかることもあり、いきなりネパールに行ってみようという人は少ないです。しかし、実は結構いいところです。

実は山好きの日本人で、「通う」人も多い国です。私自身は特に山好きというわけではないのですが、大学の仕事でよく行くようになり、友達・知り合いもたくさんできて、親しみを持つようになりました。最初にネパールに行った15年ほど前は、「1ヶ月2万円もあれば暮らせる」と言われていて、それはちょっと大げさだとしても、行ってしまえばダラダラと楽しく暮らせるという感じは、たしかにありました(だいたい仕事で行っているか、そうじゃなくても休みも短いので、自分自身がゆったり過ごしていることはあまりないのですが)。今はだいぶ物価もあがってきているとは思いますが、それでも「滞在費は激安」という感じはあまり変わってないと思います。

もちろん後発開発途上国の現実をさまざまに見ることになりますし、衛生状態も気をつけるべきところはありますが、それもまた、学生のときには大きな経験になると思います。

医療体制が十分ではないネパール、一時期は新型コロナウイルスの影響をかなり受けたようです。ツーリストエリアである、カトマンズのタメルも人がいなくなってしまったわけですが、最近の様子を動画でアップしている方がいて、最近の様子を見ることができます。

最後にネパールに行ってから、数年たってしまったので、最新の情報を盛り込めているかどうかはわかりませんが、記憶をたどりながら1時間近くお話ししました。「つなぎ」の放送回ではありますが、まだまだたくさんお話しできる状態ではありますので、もう少し皆さんの関心に応えられる企画で、いずれまた放送したいところではあります。

今回も、「ネパールってどんな国?」という入門編として、十分楽しんでいただけるかと思います。3月中に放送する予定です。よろしくおねがいします。


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