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新潟駅南のバイト先からコスタリカへ/ロメロトレード金田彩夏さん:一戸信哉の「のへメモ」 20240814

7月から8月にかけて、敬和学園大学卒業生で、カカオの輸入・販売に取り組む金田彩夏さんへのインタビューを放送しました。前後編二回にわたるロングインタビューとなっています。

日本語教師としてコスタリカで活動し、その後日本に帰国してロメロトレードという会社で、カカオの輸入販売を展開されています。この会社は、パートナーであるロメロさんというお名前からきています。

金田さんは、私が敬和に来たばかりの頃の学生で、うちの近所の彼女のバイト先で、よくお見かけしていました。かつてジュンク堂新潟店の近くにあった、Immigrant's Cafeというお店でした。まだお客さんが来る前、開店直後の早目の時間にお会いして、店先で立ち話したこともあったと記憶しています。

Immigrant、移民の人がたくさんきている店だったかどうかはわかりませんが、海外文化に関心の高い人があったのでしょう。そこのお店の常連であったロメロさんと結ばれ、結婚されています。金田さんは、ロメロさんとともにコスタリカにわたって日本語を教え、またその後日本に戻ってお二人でカカオビジネスを始められたという経緯も、番組の中で紹介されています。

番組の中では、4年次に長期にわたって、コスタリカに行っていたという話も出てきました。大学のシステムの制約の下、同僚の教員たちが、どのように彼女を送り出したのか、そこは確認しませんでしたが、おそらく困難があったものと予想しています。こういう一人一人のエピソードの中に、私達が取り組むべき制度的な課題があるはずで、もし不備があったとするなれば、大学としても改善に取り組んでいきたいと思います。

世界の市場動向に左右されやすいカカオ。これを仕事にしていくのは大変そうでしたが、フェアトレードを強く意識しながら、新潟を拠点にカカオ事業に取り組むロメロトレードに、もっと注目が集まるとよいと感じました。

金田さん、敬和祭でも企画を持ってくださるときいています。カカオ/チョコレートの魅力に触れて、関心を持つ人たちがますます増えることが願っています。

お話の内容は、以下のListenページでもご確認いただけます。


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