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大瀧詠一特集が好評/大河ドラマ×大倉喜八郎への関心 - 11月のアクセスログを見て考える: 一戸信哉の「のへメモ」 20211130-2

早いもので11月も終わりました。敬和キャンパスレポの情報発信、11月は結構活発にがんばったと思います。ログを見ながらの反省会をやってみます。

卒業生の近況報告は、現役学生よりもウケた


MCのリレーエッセイは、順調に毎週記事を出してきました。原稿締切が守れず、各方面に謝ることの多い私としては、とても他人のことを言える立場ではないのですが、大学生のリレーエッセイ、たぶんすぐに途切れると思っていました。しかしその予想は裏切られました。穴を開けずに一緒に番組を作ってきたMCの学生たちは、毎週きちんと原稿を上げてくれています。ただ中身は早くもマンネリの懸念があります。


そんな中、圧倒的なアクセス数だったのが、月末にいただいた卒業生のよし田さんのエッセイでした。そして、そのよし田に連れられてラジオに参加するようになり、今やローテーションの柱となった岸田さん。この二人のとめどなくあふれるようなエッセイが好評でした。

番組コンテンツの二次利用:小出の戦跡とホルモン取材を再公開


苦労して企画した番組を一度放送するだけではもったいないし、何をやっているのかを知ってもらって、リスナーを増やす努力が大事。いつもそんな話をしているつもりですが、こうした地道な「育てゲー」感覚は、なかなか学生とは共有できません。
一つぐらい自分でやってみようと思って、2020年2月の小出取材の様子をSpotify版で再編集し、記事化して、再度公開してみました。ホルモンを食べているところの音声も、なんとかまとめています。まずまず好評でした。息長く、参照されるコンテンツになればいいなと思っています。

Spotifyで再編集したバージョンは、Music+TalkというSpotifyの機能を使っていますので、Spotifyアプリでは、番組中にかけた曲も一緒にお楽しみいただけます(有料会員は全曲、無料会員は30秒)。ぜひアプリで聞いてみてください。

大瀧詠一特集が好評

番組本編のnote記事アーカイブでは、11月は「年の差プレイリスト」の大瀧詠一特集がもっとも受けたようです。2回に分けてお届けしたエクアドルでカカオの事業に取り組み卒業生、髙橋さんのインタビューは、とても貴重なアーカイブになっていくことでしょう。全体的に番組内容のウェブ配信よりも、note向けの独自コンテンツのほうがアクセス上位に来ました。noteが独自の発展を見せているのはよい傾向で、これが番組本編にもよい影響をもたらしてほしいですね。

世代間ギャップにこそ、突破口がある

メルマガ編集チームの「編集後記」も、毎週担当が頭を悩ませています。これもまた、どのようにネタ出しするか、苦労しているようです。一番好評だったのは、大瀧詠一さんを知らなかったが田中さんが、「調べてみたところ、歌手の方みたいですね。」と、ナイアガラサウンドに親しんだ世代がずっこけそうなフレーズで始める回でした。

ラジオ番組そのものもそうですし、noteでも、学生たちにはいろいろ事前に勉強をした上で番組制作望んでほしいとは思いますが、それをすり抜けて、世代間ギャップが出るところも、なかなかいいと思います。

ラジオ世代に私が話題提供(番組本編に連動する日はくるのか?)


最後に私が書いている「のへメモ」。こちらはもう、学生世代は全く想定せず、主として若い頃ラジオを一生懸命聞いていたであろう世代を想定し、思い出話っぽい話題を書いてみました。こういう話ならいろいろ書けるんじゃないかとは思います(昔話なので、どこかでネタ切れしますが)。かつて「ラジオパラダイス」という雑誌を買って、全国のラジオ番組を研究していた私ですので、こんな番組しっているかと聞いていただければ、80年代後半あたりであれば、なにか知っていることがあるのではないかと思います。昔のラジオ番組について、ご質問のコメントなどお待ちしております。

大倉喜八郎への関心に寄り添う

それから新発田の人たちの関心事項であろう、大倉喜八郎の大河ドラマへの登場のことも触れてきました。たぶんこれはほかのブログが扱ってないブルーオーシャンなのでしょう。「大倉喜八郎 青天を衝け」といったGoogleの検索結果でも上位に出てくるようです。

私のエッセイは、番組本体とは関係ない話題になりがちですが、周辺のトピックから番組に関心を持ってもらうしかけとしてうまく育てていきたいところです。

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