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「青空ボンバー」がTwittbotでゾンビ化:一戸信哉の「のへメモ」 20211125

先週で終了した、エクアドル在住の卒業生高橋力榮さんのインタビューの中で、「青空ボンバー」というラジオ番組の話題が登場しました。

高橋さんが在学中に、先生に声をかけられて設立したサークル「ラジオ組」が、私達の番組「敬和キャンパスレポ」の前身「青空ボンバー」を始めたのだそうです。長らく続いたこの番組を引き継ぐ形で、2019年10月にスタートしたのが、敬和キャンパスレポということになります。

つまり、「青空ボンバー」は2019年9月に終了しています。しかしラジオサークルのメンバーがかつて作ったTwitterアカウントがまだ残っています。青空ボンバーの最後の方のメンバーが、Twitterアカウントをどのように運用していたのかわからないのですが、アカウントはいまもTweetを吐き出し続けています。

この現象は、Twittbotというサービスを使ったもので、おそらくはすでに卒業したアカウント管理者が、このアカウントに自動投稿を設定したものでしょう。毎日2回、番組へのお便りの呼びかけと、取材先のご提案の呼びかけを、全く同じように繰り返しています。

漂流船というのか、ゾンビというか、漂流船に乗ったゾンビというか、なんといっていいかわかりませんが、公海上をさまよっている状態です。卒業生だと思いますが、連絡をとってくれそうな在学生をさがして、更新を止めてもらうようお願いするしかなさそうです。

学生活動・学生団体が、10年20年と続いていくこともありますが、自分たちの世代が楽しんで終わり、というものも多いです。

世代を超えて継承の難しい学生活動と、Twitterというリアルタイムなアカウントは、どうやらあまり相性が良くないのかもしれませんね。

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