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【お念仏の会】 2020/11/15

今年も残すところ1か月半になりました。みなさんお元気でしょうか?

11月11日のお念仏の会にはご参加いただけましたか?なかなか、一人では、お念仏申すのも難しいという方も多いことでしょう。そんな方に、朗報です。

次回、12月9日のお念仏の会には、本堂を開放いたします。久しぶりに、本堂でお念仏をお称えください。

当日は、午後2時と午後7時から、10分間のお念仏を行います。お勤めやお話は無しで、10分間で終わります。

本堂は、14名分の椅子が用意してあります。受付はしませんので、好きな席に座って、お称えください。

入り口で、検温をします。熱がある場合は、参加できませんのでご了承ください。

その後、手指のアルコール消毒をしていただきます。必ずマスクをしてきてください。

さて、ここからは、年末に向けて、お仏壇の掃除を解説する、第1回目です。

まず最初に行うのは、「鳴り物」の手入れです。

仏壇の前には、鏧(きん)、鉦(しょう)、木魚といった鳴り物があります。これらは、手入れが必要です。

鏧(きん)は、お勤めの最初や最後に打ち鳴らすもので、鈴(りん)ともいいます。

鉦(しょう)は、「ふせがね」ともいい、念仏を称えるときに使います。小さな畳の台に乗せて、撞木(しゅもく)で打ちます。

(きん)や(しょう)といった金属製の仏具は、使っているうちに、だんだん輝きがなくなってきますので、時々、「お磨き(おみがき)」をします。

ホームセンターなどでも手に入る、液体の金属磨きを使います。金属磨きは、布に付けて、仏具の表面に塗り広げます。その後、新聞紙などを使って、磨き上げると、見違えるほどきれいに輝きを取り戻します。液体が残らないように、すみずみまで拭きあげてください。

木魚は、お経を称えるときに使います。鉦(ふせがね)の代わりに、念仏の時に使うこともあります。木製ですから、磨く必要はありません。柔らかい布で、優しく拭き上げてください。

鏧や木魚を打つ道具を「桴(ばい)」といいます。表面が布で覆われていますので、使っているうちに破れてきます。こまめに修繕しましょう。

次回は、仏壇の中を掃除しましょう。

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