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《お念仏だより#142》釈尊は善き哉

4月8日は花まつり、
釈迦しゃか様の誕生日です。

お釈迦様は、
今から2500年前、
インド北部の
釈迦族の王子として
誕生しました。

生まれてすぐに、
7歩歩いて、
天と地を指さし、
天上てんじょう天下てんが唯我ゆいが独尊どくそん」と
言ったと伝わっています。

お釈迦様が生まれたのは、
ルンビニー園とよばれる
花の咲き乱れる花園でした。

この時、天の竜が
甘く清らかな雨を
降らしたという伝説から、

花まつりには、
花で飾った
花御堂はなみどうにお祀りした
誕生仏たんじょうぶつに、

甘茶をかけて
お参りするのです。

さて、タイトルの
釈尊しゃくそんかな」とは
一紙いっし小消息こしょうそく
一節です。

釈尊は「善哉、我が教えに随いて生死を離る」と知見したまい、

一紙小消息より抜粋

善き哉とは
素晴らしいという意味。

素晴らしいのは、
釈尊の教えに従って、
南無阿弥陀仏と称え、
極楽に生まれようと
している人です。

私たちが暮らしているのは
四苦しく八苦はっくと言われるほど
苦しみの多い世界です。

しかし、南無阿弥陀仏と
称えれば、迷いのない
極楽に生まれることが
出来るのです。

どうぞ、念仏の功徳くどくによって
極楽浄土に生まれて
いただけますように。

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