確定申告の季節

医療費で10万~、セルフメディケーションで1万2千円~・・・

結構な病院通いとか入院治療、風邪などでたくさん薬局で薬を購入する人じゃないと、なかなか関係がないのですが…
多くの給与所得者の確定申告は医療費控除のケースが殆ど。

ちなみに、勘違いが多いのですが、10万円が丸々還ってくると思っている人…
そうじゃないんだよね。

同じような発想で、「ふるさと納税」も満額戻りがあると思っている人…
返礼品もらって、更には全部お金が戻ってくるわけないじゃないですか(*´▽`*)
そんな馬鹿みたいに美味しい制度だったら、全員やるっちゅうねん。

還付金の上限は「源泉徴収額」なので、そこが5万円なら5万円までだし、1000円ならそういうこと(´▽`*)
毎年確定申告をしていても意外と気づかない人がいるのですが、源泉徴収票をみれば確定申告するのが良いか悪いかというのは意外と簡単に分かる。

納付がある場合は良いとか悪いとかじゃなくて、義務なのでやるべきなのですが、問題は還付の場合。
税務署までの交通費が還付金を上回るのなら、ただただ行列に並んで、謎の作業をさせられるだけなので、無駄な時間に終わってしまう。

ただし制度上、納付が発生しても所得額の関係で徴収されないケースもあるので、そこは税務署で要相談もしくは、電子確定申告の画面遷移の際に分かることなので、一度やってみないと分からないこともあるのですが…

今回から税務署でIDとパスワードを発行してもらったら、家からパソコン、スマホ、タブレットで出来るようになりました。
確定申告どうしようかな?という人は、一度税務署に行ってIDとパスを発行してもらってください。
発行をしてもらう税務署は管轄署でなくてもいいので、仕事場の近くに税務署があるという人は、そこへ行ってみてください。

後は、自宅で源泉徴収票とか控除書類などをゆっくり広げて、該当する欄に入力していくだけなので、ICT機器が使えるよ…という人はその方が落ち着いてできますよ。
税務署の申告会場は、バッタバタしてますから、役所仕事になりますし、中には暴れる人もいるので…(;・∀・)

去年までの申告で「利用者識別番号」と「パスワード」を申告会場で発行してもらった人は、それを使って自宅から同じように申告できます。

税務署での申告は管轄署に限って「電子確定申告(e-tax)」が利用できます。
そうでない場合は、書面提出になりますのでご注意ください。

あくまでも「自己申告」によるものですから、税務署に丸投げではなく、自分の財産は自分で把握しておいてください。
株などをやっている場合、申告方法が若干煩雑になるわけですが、それも税務署に丸投げの人が見受けられます。
自分のやっていることには、もうちょっと責任は持った方が良いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?