人生は決断の繰り返し

新年明けましておめでとうございます。以前よりnoteのアカウントは作成していましたが、あまり投稿していませんでした。しかし色々なブログサービスの中でもnoteは書くことに集中できる、非常に書きやすいサービスだと思います。私自身決してクリエーターではありませんが、これまで以上に書きたいと思います。よろしくお願い致します。

三方ヶ原の戦い

幼少の頃から歴史、特に戦国時代に興味があった僕は、父の書棚にあった山岡荘八著「徳川家康」全26巻を高校生の時に読破しようと思いたち、第1巻から読み始めました。その時の経緯は以前ブログにも記載しています。
その家康は天下を取り江戸幕府を開くのだが、その家康が人生の中で唯一と言っていいほどの大敗を喫したのが武田信玄との三方ヶ原の戦いです。
当時の家康は31歳。対する信玄は51歳。動員兵力は家康6000人、対する信玄は3万。兵力だけでも5倍だし、しかも信玄は名うての戦上手で戦術・戦略ともに円熟期だった。はじめから家康に勝ち目がないと分かっていた。はじめから家康に勝ち目がないと分かっていた。家康は戦うべきか、知らんぷりをしてやり過ごすか悩みます。やり過ごすことはすなわち、信玄の下風に立つことを意味します。

運命は人の力で動くや否や?
動かぬものを動かそうとするのでは徒労であり、動くものに手をつけないのでは怠慢だった。
といって、人の動きにつれてうごく運命と、運命の動きにつれてうごく人生とが確かにある…そう思ってくるとうかつに動けぬ迷いがわいた。
家康はその岐路に立って、二つの比重を計ってみたのだ。
運命を絶対と見ればそれは一つの諦めに通じ、自分を絶対と見ればそれははた目に妄動と映ってゆく。
が、たとえ世間の眼にはどう映ろうと、人間には自分を絶対と信じて動くよりほかない、ぎりぎりの一線があるようだった。
通れてもよし、通れなくてもよい。ここでは、わが欲するままを行ってみるのである

その結果、家康はその人生で最大の敗北を喫します。自らは命からがら戦場から離脱し、多くの家来を失います。しかしその敗北の中から数多くのことを学び、以後「負けない」武将になっていきます。この三方ケ原の戦いは家康にとってターニング・ポイントの一つでした。

人生は決断の繰り返し

これまでの自分の人生を振り返ってみてどうなのか。スケールの大小はあれ、小さな決断の積み重ねで生きてきたと思います。これは誰にとっても同じこと。自分の人生のターニング・ポイントといえるような大きな決断をすでにしたのか、これからさらに待ち受けているのか、それすら明らかではありません。しかし日常の生活の中で、小さな決断は常に求められている。それならばその時々において、ベストな決断が出来るように常日頃から準備を怠らないようにしたいと思います。

元旦のせいか少々硬い話になってしまいましたが、今日考えたことを念頭にこの1年を過ごしていきます。





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