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家庭料理の目的的行為論 〜家庭料理に求めるコトを考えよう〜

今の家庭料理は、目的と手段を間違っている。
本来の家庭料理は、何かを感じる手段であって、目的ではない。

今日は、有賀さん主催のNサロンゼミの「家庭料理の新デザイン」に参加してきました。
有賀さんは、2600日以上も「朝のスープ作り」をされている「家庭料理のプロ」の方です。(普通に料理のプロですね・・・)
本日のゼミは、講義編ということで、講義形式のNサロンは初めてです。
とっても勉強になったので、感想を書きます!

概要はこんな感じ↓

・なぜ今、家庭料理について考えるのか?
・家庭料理ってどうしてタイヘンなの?
・家庭料理に対する3つの幻想
・「家庭料理の新デザイン」とは

1時間以上の濃密な講義の中で、一番印象に残ったのは、冒頭にも書いた言葉です。

”今の家庭料理は、目的と手段を逆になっていますね。
料理をしなきゃいけないとか、美味しくて栄養満点の料理を毎日作らないといけないみたいに思う必要ないんです。
料理に何を求めるのか?
そこから考えていきましょう。
求めるものは、美味しさであってもいいし、栄養でもいい。もちろん、団欒の時間でもいい。
他には、経済性や安全、見栄えの人もいますよね。
何を求めるか。そこを考えることが大事で、家庭料理の食べ方も考えるといいですよね。
一から全部作ることだけが料理ではない。カット野菜を使ってもいいし、おかずは買ってきてもいい。
無理なく続けられる食べ方を考えましょう!
基本的に、料理とは終わりがないモノです。今日作って食べても終わりじゃない。明日も食べる必要があるからこそ、みんなが自分に合う家庭料理をデザインしてほしいと思ってます。””

話されたままではないですが、このようなことをおっしゃってました(にこやかに話されていたので、にこやかさを付け足して読んで見てくださいね!)。

僕はこの講義に参加してみて、いい意味で料理を軽く考えられるようになりました。
今まで栄養を考えて料理しなきゃと思っていたけど、そうじゃない。

自分は何を求めて料理するのか ・ 求めるコトを満たす食べ方を考えよう。


と思った講義でした。
本当に出席してよかったです。

僕は上京したけど、地元に残っているお母さんは、まだまだ父と妹に料理を作り続けています。
そんなお母さんにも伝えてあげたい講義内容でした。
ひとまず、『スープ・レッスン』の本を送ろうと思います。
また一つ学びを得たNサロンになりました。
ありがとうございました!

P.S.  最後の質問コーナーで、僕はキッチン用品に関する質問をしました。

けみくん「今、家にちゃんとした箸が一本もないのですが、もしオススメの箸があれば教えていただきたいです・・・(笑)」

有賀さん「海外の人用に箸専門店が結構あるから、そちらがオススメ! あ、でも私は無印の10本セットの竹箸を買っている…(笑)。もちろん、それだけじゃないけど、ふだん使いはそれです!」

お箸に悩んでいる珍しい方がいれば、ぜひお買い求めを。
ネット在庫ないらしいので、今度買いに行こうっと・・・。

サポートいただけたら、秘密のメッセージが出ます。。。