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誕生日プレゼントについて

小四の継子からの誕生日プレゼントは、小物の詰め合わせでした。

夫からの誕生日プレゼントを受け取った後、私からも!と小さな巾着袋を渡されました。

スタンプふたつと娘の名前が書かれたポーチと禰󠄀豆子の消しゴム。どれも娘が引っ越しの際に持ってきた娘の持ち物でした。


この状況をどう判断したらよいのか迷っていることを悟られないように、大袈裟に喜んでみせました。

誕生日プレゼントを用意してくれたことは嬉しいのに、このモヤっとは何なのでしょう。
たぶん私は、なけなしのお小遣いで買ってくれた小さな何かか、内緒で準備してくれた手作りの何かを期待していたのだと思います。

 ースタンプは前に学童で貰ったんだけど、使ってないから。

そのひとことがなければ、もうちょっと感じ方は違ったのかも知れませんが。


プレゼントの一件でも、中身より表面的なことに拘る娘の性格を垣間見てしまったような気がしたのです。


ああ、でも、もしかしたら、先日、私が友達からいただいた結婚祝いのお菓子を、夫と実家に向かう娘に、おじいちゃんおばあちゃんと食べて。私ひとりじゃ食べないから。と言って渡したのを見て、そう言うこともあるんだと学んだのかも知れません。

意を決して夫にモヤっとしたことを話したら、一生懸命選んでいたよ。と言うので、表面的なことしか見えていないのは私の方なのかな?とも思い直しました。


二日後、今度は夫の誕生日です。
娘は何を用意するのでしょう。

そしてさらにその二日後は娘の誕生日です。
ひとりの留守番が寂しくてテレビから離れられない娘の部屋に音が出る何かを…と思っているのですが、CDラジカセなんてどうかな?と言ったら、使うかな?と夫。

誕生日にラジカセを買ってもらえる!なんて言うのは、高校生でも嬉しかったように記憶していますが、すっかり時代は変わっていますものね。

さて、何が喜ばれるかしら?

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