見出し画像

【読書記録】50代で決める!最強の「お金」戦略/荻原博子

2024年6月7日〜7月11日

noteを始めたのは、継子ツムギとの暮らしを綴る目的だったのですけれど、読書や映画、観劇の記録は、ツムギに関する内容もあって境目がハッキリしないので、一応、マガジンで区切って、これはこれで記録しようと思っています。

とは言え、読書記録って、かなり自分の内側を曝け出すようで恥ずかしいですね。
特にHowto本みたいなものは。

でもまあ、ツムギの話は怒りや悲しみが今のところ多いので、たまにはライトな記事も気分転換になっていいでしょう。


この本、2021年発刊なので、平積みになっていたのが目について手に取ったのではなかったかと思います。

家族ができて一年余り、まだ、夫の職場はコロナの影響を受けてボーナスカットの最中でしたから、将来的なお金の不安が出てきたころだったのでしょうね。
この手の本が家には他にもあるはずです。

触りだけ読んでそのままになっていたので、ちゃんと読み切ろうと再読を決めたのですが、たった3年でも古くなってしまっている情報が多く、本は手に取ったときが自分にとっての旬である…ということを改めて実感しました。

しばらくは、本屋さんに行っても新しい本は購入せず、せっせと積んどいた本を読みましょう。

※最近、本を購入する代わりに、ビブリアというアプリに読みたい本を登録することで、買った気になるという技を使っています。

このアプリ、バーコードで情報を登録できるところと、メモや感想を入力できるところが気に入っています。


さて、本の感想に戻りますが、この本で一番衝撃を受けたのは、『50代が抱えるリスクはこんなにたくさん!』という、まだ第1章、序盤の内容でした。

・週休3日の衝撃
・子供が働かない
・奨学金の延滞

・結婚生活の波乱
・遺産相続をめぐる争い
・老後の孤独

自分の浪費や貯蓄不足なら致し方ないし、継子がいるからといって老後の面倒を見てもらおうなどとはまったく思っていないけれど、子供を持つこと自体で、リスクが増える時代になっていたとは!


本書では、50〜60歳は子供が社会人になって教育費がかからなくなり貯め時と言っていますが、我が家は私が10年先をいっているので、娘の教育費は夫に任せて、私は在職中にせっせと貯蓄を増やしておかなくてはと、急に現実味が帯びてきました。

会社員のうちに割安に資格を取得しておくことも、「教育訓練給付制度」や「専門実践教育訓練給付金」など、国の制度を使うことで、離職後の備えになると紹介されていますが、それだけでなく、会社独自の資格取得支援もありますから、それも余す所なく利用しようと、勉強を始めることにしました。


『定年までに「年金だけで暮らせる家計」を』

これは本当に大切な備えだと思うので、面倒ながらも細かく家計簿をつけて可視化しているのですけれど、浪費癖のある夫はなかなか協力してくれないし、これから中高生で今までとは必要な物や行動範囲なども変わってくる娘を抱え、どのように家計をコントロールしていくかは、尽きない悩みとなりそうです。


それでも、本書を通して実感することは、もう、情報は自分から取りにいかないといけない時代だということ。

かなり細かな『戦略』がいくつも掲載されているので、そのひとつひとつは我が家の実情に則さないものもありますが、大まかな流れは頭に入れたので、必要に応じて引き出して活用していきたいと思いました。


現状を整理するにはいい一冊だと思いましたが、お勧めするには少し遅いタイミングとなってしまいました。

積読、反省。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?