高尾でスーツ野宿した話。

帰りの電車で暇してるので、タイトルの悲惨なエピソードをつらつらと書きたいと思います。

その日、わたくしは日本橋におりました。会社のインターンが5日間もあって、ものすごく疲れていたんですよね。その日は最終日だったので、チームのみんなで飲み会でもして帰ろうという話になりました。

ぼくもですね、5日間のキッついインターンが終わって清々とした気分だったんですね。こう、パーッと飲んで気持ちよくなろうと。ぼくは比較的お酒が飲める方なので、今日は少し酔ってもいいかと思っていました。

さて、飲み屋に入るとですね、僕以上の酒豪がおりました。メンバーの中に後輩がいて、A君としましょうか、A君はそれはもうすごい勢いでビールを飲みだし、それ以降はコークハイをなんでそんなに入るの?ってレベルで飲むんですね。

彼が一人で飲んでいるだけならいいんです。しかし、問題は彼が先輩を立たせるのが以上に上手いということでした。彼は居酒屋のバイトが長く、一瞬ではありますがホストなんかもやっていたんですね(ちょっとチャラかったですが)。

ですので、先輩を立てて気持ちよく飲ませるのが非常に上手いわけです。別にお酒を強要されているわけでもないのに、タイミングのいい所で注文を取ってくれるんです。これにつられて、わたしはいつもより沢山のカクテルを飲んでしまいましたと。

でも、これで潰れることはありませんでした。飲み会も終わりにかかり、その時はさあ帰ろうかという気分でした。しかし、A君がまだ飲み足りないと言い出すんですね。おいおいマジかと。あんなに飲んだのに2件目行くんすか……

まあビール1杯くらいなら付き合いましょうということで、次の居酒屋に入りました。しかし、ここが運命の分かれ目でした。わたしは別に潰れた訳ではないのですが、まあだいぶ酔っていました。それでも帰り道はフラフラもせずに歩けていたんですね。

で、ここから衝撃の事件が起こります。次に意識が覚めたとき、わたしは高尾の駅前で寝ていました。高尾とは、東京都にある中央線の末端みたいな場所で、周りは山です。駅の周りもめちゃくちゃ暗くて、人もほとんどいません。成人済み男性でも怖いです。

この時はほんとうに衝撃を受けました。だって駅名を見たら「高尾」って書いてあるんだもん。ぼくは、日本橋に、いたんだぞ?なぜ高尾にいるんだ???

5分ほど意味がわからなくなり、なぜ自分がここに居るのかを考えました。そしてたどり着いた結論は、東京駅から中央線に乗り、そのまま寝てしまった結果、高尾に流れ着いたということです。本来、帰り道には中央線を使わないはずだったので、意識を保ったままなぜか中央線に乗り、寝ている間に2件目の飲み屋と東京駅間の記憶が飛び去ったということでしょう。マジで怖いですね。

さて、どうしたものかと考えますが、どうしようもありません。財布には1,000円しか入っていないからタクシーも呼べないし(ちゃんと入れとけや…)、そしてさらに重大な事実に気づきました。

メガネがありません。普段はメガネをかけているのですが、かけていないのです。これは後日2件目の飲み屋で見つかりましたが、この時はまじで焦りました。まじかーーーーと。

結局、高尾駅の目の前で始発を待つことになりました。その間は、あまり体調が優れなかったのでもう最悪の気分でした。しかもスーツだから動きにくいし気持ち悪いし……夏だし………暑いし。

この話で最も面白いポイントは、わたしが潰れて高尾駅にいたことではなく、わたしと同じような状況のおじさん3人ほどが高尾駅で一緒に寝ていたことです。もちろん、駅構内は閉まっていて、全員駅の外に追い出されていました。駅員さん本当におつかれさまでした。ありがとう。ありがとう。

以上、駅員さんは大変だなというお話でした。


思いついたことをふらっと書き留めていきます。