第1話:明日絶対に役に立たない社会人のためのマーケティング論
はじめに
僕はマーケティング論を大学院で研究してきました。だからといって“マーケティング”が得意なわけじゃないです。なぜならビジネスでは全く役に立たない内容を研究していたからです。
絶対に役に立たないので忙しいビジネスパーソンの方は読まないほうがいいです。
ここで話すのは、なぜ社会にマーケティングが生まれてきたのか、学問を学ぶことがどれだけ大切なのかということだけに焦点を絞ったものなので絶対に役に立ちません。
マーケティング論の構造
マーケティング“論”と“マーケティング”は似て非なるものということだけはお気をつけください。論がついている方は、学問としてのマーケティングです。ついていない方は、ビジネス上で使うマーケティングと思ってください。
ところで、学問で言うと〇〇学と〇〇論と2種類あると思いますが、マーケティング論は「論」です。学じゃないんですね。乱暴な言い方でいうと学として認められていないまだ未熟な分野ということなんです。
経済学>経営学>マーケティング論というように入れ子構造になっています。
マーケティング論のお父さんは経営学で、マーケティング論のおじいさんは経済学。マーケティング論の兄弟は会計学と思ってもらえたらOKです。
ね、全然役に立たないでしょ。
次は、マーケティング論誕生の歴史を時系列で追っていきたいと思います。
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