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探偵・癸生川凌介事件譚『昏い匣の上』vol.3
生王との電話が終わった後、
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彩子から着替えを受け取り、着替えをしていると、喜屋武も着替えます。そこで彼の袖口から白い欠片を見つけます。不思議に思いつつ、現場に戻るといました。変人。
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癸生川はすでに動いておりいろんな人の話を聞いているようです。そしてあっさりとわかったと言います。
真実は岩城のパソコンにあるようです。パスワードの問題も見る位置を変えることであっさりとクリア。そこには8年前の真実が書かれていました。
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8年前、当時の警備員はどうしてもはずせない用事があり、1日だけ友人と警備を変わってもらいました。しかし、その日その事件は起きました。彼は入れ替りを誤魔化すためになにも見ていないと嘘の発言をします。
そして、8年前に入れ替わった友人は喜屋武でした。
癸生川は屋上に関係者をつれていきます。そして、喜屋武が一階にエレベーターを呼び寄せ、屋上まで階段で登り、岩城を屋上のエレベーターの入口から落とし、その後エレベーターを屋上に呼び寄せ、本人は階段で一階まで戻るという手口の説明をします。
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そしてエレベーターのドアが簡単に開く実演もしました。
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さらにそのときに剥がれた白い塗料が欠片であることがわかり、喜屋武は犯行を白状します。
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しかし、ここで事件は終わりませんでした。
屋上から降りる途中、益田に出会います。そして彼の横には空いたエレベーターのドアが。
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彼は8年前に殺されたのは妹だといい、喜屋武を捕まえると、2人はエレベータードアの向こうへ消えていってしまうのでした。
最後に弥勒院はこう呟きます。
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「本当に怖いのは、死んだ人間じゃねぇよ。生きてる人間だ」
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エンドロールには弥勒院の名前もしっかり入っていました。こういう細かいところいいですよね。
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ということで癸生川探偵シリーズも5作目まで終了。新たなキャラクターの紹介する回みたいでした。今回は犯人は明らかだったので、どこで癸生川が出てくるのかワクワクしましたね。出て来ないのかと思ってしまいました。次回作も楽しみにプレイしたいと思います。
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