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探偵・癸生川凌介事件譚『海楼館殺人事件』vol.3

遺体は胸をひと突き。眠っている間に刺されたようで苦しまずに亡くなったのがせめてもの救いです。状況を調べているとパスケースに

▲パスケースに大森さんの写真

大森さんととった写真がありました。やがて大森さんが戻るとみんなを外に出します。

生王と伊綱はそれぞれ別行動で調査することに。

まずは生王から。彼が調査しようとしたとき、医師の萩中さんと出会います。彼からは先ほどの遺体が多摩ヶ原本人で間違いないこと、本当は偽の遺体を使ってイベントを開催する予定であったことを聞きます。

さらに池上さんからは多摩ヶ原さんの顔は知らないこと、隠し子がいるかもしれないこと、そして、嶺町さんは元々違う人の秘書だったが

▲秘書は交代されていた

今回の話を聞いて変わってもらって着いてきたそうです。出身もこの辺りだと話していたそう。

続いて伊綱は大森と話しに行きます。そして彼が偽物の刑事であることを突きつけます。

▲嘘を見破る伊綱

彼は嶺町さんの幼なじみでした。今回無理を言って刑事役で来ることになったそうです。嶺町さんには鍵は絶対に開けるなと年を押したそうです。

さて、その頃、癸生川は夕方に起きて伊綱さんがいないことを思い出したのでした。

話は海楼館に戻ります。矢口さんが戻ってくると伊綱さんは知床さんと呼んでいます。いつの間にか仲良くなった模様。そして彼女は部屋の隠し扉を見つけたと言います。

▲隠し扉?

生王が自分の部屋を見てみると確かに同じものを発見。開き方はわかりませんが怪しそうです。

ロビーに戻り今度はエレベーターをチェック。その時、伊綱が何かに気がついたようです。

▲事件を解明した伊綱

戻るなり、慌てて池上さんの部屋に行くように言います。しかし、行ったときにはすでに手遅れ。

▲殺害された池上さん

池上さんの遺体がありました。そして、隠し扉は微かに濡れています。

伊綱は事件の真相を話すため、全員を呼ぶことに。しかし、萩中さんと馬込さんがいません。馬込さんは萩中さんを探しに1階に行った模様。萩中さんはレクルームで見つけますが馬込さんはいません。そこで1階に行き、正面の扉を開くことに。

▲突然開いた扉

すると今まで開かなかった扉が開きます。そこにマスターキーが落ちているのを萩中さんが発見。

▲唐突にマスターキー

奥には馬込さんがナイフをもって胸と首を切って亡くなっていました。


▲渡り廊下途中で亡くなっている馬込さん

自殺にも見えます。ここで伊綱は推理内容を話します。

正面扉、実はエレベーターが1階にあるときのみ開く仕様でした。そして、エレベーターはそれが動くのではなく、本館の建物が上下して階が変わっていたと考えます。

▲逆転の発想でできたエレベーター

すると、正面扉先の渡り廊下もエレベーターとして使えます。これを犯人は利用し、各階の隠し扉と渡り廊下をドッキングすることで直接犯行が行えたと推測します。つまり、これが行えたのは馬込さんしかいませんと言います。

馬込さんならマスターキーあるから、その仕掛けを使う必要ない気がしますが。

念のため、マスターキーを使って馬込さんの部屋を調べることにする伊綱たちでした。


犯人の自殺で終わった連続殺人事件。全く現れない癸生川。この後のどんでん返しが楽しみです。






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