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飛び級の是非

はじめに

こんにちは。
今回もリクエストにお応えしたして、
noteを書いて行きたいと思います。
僕自身の見解をどんどん書いて行きたいです。

先に述べておきますが、あくまで個人の意見。
加筆修正的な部分は皆さんにお任せです。
「お前、何を言うてんねん」という方がおられれば、
是非、コメント欄や質問箱までご意見・ご感想を下さい。

それではまず前提から。

まずサッカーは「年齢でカテゴライズする」というのは常識です。
U7ぐらいからU23までが一般的でしょうか。
皆さんも聞いた事はありますよね。

そして基本的には同じ学年で試合をします。
それは人間の身体的成長の差は年齢に依る所が大きいからです。

一番分かりやすいのは身長。
早熟な子は13歳で175cmの大人の様な身体付きの子もいるし、
晩成な子は15歳になってもまだ140cm代の身長の子も実際にはいる。

当然、身長などは大人になれば「平準化」されるものだと思います。
日本人男性で言えば「平均身長171cm前後」だそうです。
最終的にはその辺に収まって行きます。
背が高いと言っても185cm前後。
背が低いと言っても165cm前後。
勿論、個人差はありますが、
大人になれば身長で言えば最大でも20cm差ぐらい。

ところがこれが中学3年生なんかだと、
背が高い奴は180cmぐらい。
背が低い奴は145cmぐらい。
その差が35cmはかなりエグいです。

身長だけでこの差になれば、
体重や筋力量なんかも凄い差です。

実際にこれは同じ年齢でも起こることですが、
年齢差を気にしなければもっと無茶苦茶です。

高校3年生と中学2年生が試合をした場合は、
そりゃ、高校3年生が勝つでしょう。
身体差は勿論、技能の練習量の差、
精神的な成熟度、人間的な成長の差もかなりのもの。

そういう差を考慮しようという所で、
年齢によって試合を組む」のが基本です。

13歳は13歳と試合。
17歳は17歳で試合というのが常識。

U13やU17と言いますね。
Uはアンダーってことです。
実際には「Under13」は13歳以下。
U17という表記は17歳以下ということです。
これでも成長度の個人差による不公平は存在するのですが、
それでもまだマシにはなるということです。

ここにはまた別の議論があって、
生物的な年齢差で試合をする方が良い」という話もありますが、
なかなかそんな専門的な部分にまで踏み込めないので、
一般的には年齢で区分けする訳ですね。

ちなみにどこかで聞いた話で恐縮なのですが、
「年齢で分ける」の起源は「U16」が発端です。

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