育成年代の均等出しの功罪
絶対正義の均等出し
育成年代でのスポーツ全般において、
一般論も、補欠廃止論も、
理想は「均等出し」だそうで。
強硬に補欠廃止を訴え、
指導者を悪人と捉える、
補欠廃止原理主義者の方でも、
この世の絶対正義である様に、
「均等出し」を推奨する。
例えば、均等出しというのは、
50人のフィールドプレーヤーがいて、
(フィールドプレーヤーってのはGK以外ね)
Aランクの選手10人、
Bランクの選手10人、
Cランクの選手10人、
Dランクの選手10人、
Eランクの選手10人に分けたとして、
各グループに分けたらば、
グループ①は、
Aランク2名、
Bランク2名、
Cランク2名、
Dランク2名、
Eランク2名の10名で構成される。
コレが均等出しの意味だよね?
その力で分けたグループが、
それぞれ①から⑤まで出来るって訳。
逆にこれが、単純ない力分けで、
A、B、C、D、Eの実力毎のチームで回すのは、
悪魔の所業と見做される訳だ。
実際にはどこもそんな感じだけど。
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