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「正対」の正体

はじめに

こんにちは。
今回は日本サッカーの奥深さ。
それを皆さんに共有したいのです。
僕の言う所では、
「ドリブルによるゲームメイク」です。
SNSでは「正対!正対!」と、
そう言う方々がおられるので、
それが如何に、
『今更か!』という事を紹介したいのです。

そして彼等が揶揄しがちな日本サッカーにも、
その最新であるかの様な思考が、
根底に流れていたことを説明したいのです。

ここではかつての野洲高校の力を借りましょう。

セゾンや野洲を何にも分かっていない素人に、
馬鹿にされて失礼だなと思っています。
もう今回でネタバレなのでご紹介しましょう。
「洋式は正対」と言っておいて、
「野洲は和式」だそうで。
野洲が正対の王様って事も知らないのかなと。

野洲のドリブルは人に向かわず、
スペースとギャップに向かうって、
事実を認めない奴もいるんですけど、
各種の映像を検証して、
是非、皆様の目でご確認下さい。
「野洲は人に向かっていません!」って。
事実を事実じゃないと言い出せば、
それはもう終わりです。
ま、もう理屈が破綻したので、
無理やり印象付けようという策なんでしょう。
売り言葉に買い言葉状態。
言いたいだけ。言わせておきましょう。

その界隈では「和式の権化」の様に扱われますが、
それは内存する理論を理解していないからこそ。

僕自身が岩谷篤人という指導者、
その周辺の方々から教わったこと、
そして自分なりに学んで来たことを紹介します。

「正対!洋式!」と血気盛んに言う人達は、
「和式!野洲!分かってない!」と言います。
更に洋式の正対と和式の正対があるそうで。
正対そのものが洋式と言っていたような。
いや、ここは薄い記憶なので、
そっとしておきますね。

まあ海外被れにありがちな話です。
「海外は素晴らしい、日本はダメだ」みたいな。
それはいささか短絡的。

でも、実際にその理屈がなきゃ、
乾貴士の活躍は勿論、
楠神順平、望月嶺臣、
江口稜馬がプロで活躍する訳がない。

分かっていないのは、彼等の方です。
野洲の人達は滅多にネタバレをしないのもあるかな?
その理由は明らかです。
秘密は簡単には明かせない。
だから世の中の人は、
そんな理論は存在しないと思っているのかな。

そんな筈はありませんよ。
全盛期の野洲こそ「正対の王様」ですよ。
それを今から証明・解析して行きたいと思います。

同じ街クラブの指導者のプライドとして。

どうぞお付き合い下さい。

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