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子のスマホに制限をかけないほうが良い理由

前回の記事ではスマホを中学生がもってもいいのかということを話しました。

持つこと持たないことにもメリットデメリットがあって

結局はその子がどんな子かによる、としか言えません

しかし、絶対にしてはいけないこととして「スマホの利用時間に制限をかける」ことがあります

今回はその問題点について話していこうと思います。

なぜ制限をかけるのか

そもそもなぜ制限をかけるのか。

おそらくスマホ依存症になってほしくないから

という理由が1番だと思います。しかし、これは僕が学校の課題で調査したことなのですが、

制限をかけられている人ほど依存傾向が強いです

依存症になってほしくないから制限をかけるのにその効果は真逆だということです

もともと依存傾向のある人だから制限をかけられるのか、制限をかけたことによって依存傾向が強くなるのかはこの調査からは分かりませんでした。

ただそういう事実があるのは確実です。

制限を破る努力をするようになる

一つ目の問題点は制限はどうせ破られるということです

これはアップルも悪いのですが、どうしても抜け道はあります

そして、親がその制限破りに気づいたら子供は怒られて、再犯したらまた怒られての繰り返しです

つまり、制限をしたからといってスマホの利用時間を減らす根本的な解決にはならないです。

永遠にイタチごっこで親も疲弊してきて手放しになるのがオチです。

使いすぎることの問題点がわからなくなる

校則でもありがちなことなのですが、そもそもルールがあると、

なぜ禁じられているのか、しなくてはならないのかというのを考える頭が鈍ります。

子どもに自分の頭でスマホを正しく使うことについて考えてもらわなくては、

いずれ大人になったときになぜスマホを長く使うことが危険なのかというのを理解できていないので

スマホ依存まっしぐらです

先ほども言いましたが、制限をかけるというのはあくまで応急措置で

子供の意識的な変化をもたらすものではないということに注意しましょう。

まとめ

規制を無条件に定めるとそれをしていいのか、してはいけないのかを判断する思考力が養われません。

ルールがあるからしないだけであって、それがいけないからやらないという思考ではないんです。

勘違いしてはいけないのはスマホに制限をかけることがスマホ依存症を抑制するというわけではないということです。

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