【自己分析】やりたいことを見つけるために
こんにちは、Keitaroです。
皆さんは自分のことをどれくらい知っていますか?
毎日もやもやする
何をしたいのかわからない
やる気はあるのにどこへも向けるものがない
これは少し前の僕です。
自分のことがわからなくて、「何が好きなの?」「どんな人生を送りたいの?」漠然とした問があってもやもやが続いていました。
それを解消するために、自己分析を1年半。
やっと僕が心の底から納得できる「やりたいこと」の仮説を見つけられました。
それまでは人の意見に流されたり、これから需要があると言われるスキルを勉強したりすることで、もやもやとした自分の気持ちを押し殺していました。
自己分析なんてやらなくても、自分のことは知っている。
僕も最初はそう思っていて、自己分析が好きではありませんでした。
・プログラミングをやりたい
・iOSエンジニアになりたい
これは学生のころに抱いていた「やりたいこと」です。でもなぜか、周りの夢中になっている友達たちを見て、もやもやしていました。
僕がプログラミングが好きな気持ちに嘘はありません。これはあとで説明する「原体験ジャーニー」からもプログラミングが好きな理由が明確でした。
プログラミングは「目的」を達成するためのただの「手段」
ずっと楽しいと思っているプログラミングって、実は何かを生み出すための手段でしかないんです。
やっていてとても楽しいけど、
夢中になっている人と比べてしまうときがあって、自分は何のために生きているんだろうと考えて、虚しくなっていました。
「隣の芝は青く見える」状態でした。
誰を見ても僕よりもすごくて、楽しそうに見えます。自分がやっていることには別に想いとか信念はなくて、人がやっていることの真似ばかりしていました。
でもこの状態ではずっともやもやしています。だって自分の心が迷子だからです。
数百時間の自己分析を経て、見つけた仕事の目的
僕が自己分析を通して見つけた仕事の目的は
「自分の”想い”を貫ける人を増やすこと」
10人いれば10人分の”想い”があります。
・コンプレックスのない世界を作りたい
・うつ病の人を助けたい
・お金がなくても成功したい
社会ではそういう”想い”が上から押しつぶされるときがあります。
・将来への漠然とした不安とか
・親の意見を聞かなければならないとか
・名が通っている有名な会社に入りたいとか
僕はそういった人の”想い”を潰そうとする力に負けず、誰もが自分の心の奥底から湧いてくる”想い”を貫いて生きてほしいです。
1冊の本との出会い「メモの魔力」
はい、自己分析の有名どころですね。僕も就活の時期にハマっていました。
自己分析の重要性を感じたのは次の言葉でした。
・メモで自分を知る
・自分の人生の軸・コンパスを手に入れる
巻末には自己分析のための1000問がついています。
やりたいことがないことに問題意識を持っていたので、この1000問すべてをやりきるという強い気持ちで自己分析に取り組み始めました。
でも実際は60問程度でやめてしまったのです。
それはただ質問に答えても「やりたいこと」なんてちっとも見つかる気配がなかったからです。
先が見えない恐怖、過ぎていく就活の時間
やるからには納得できる「やりたいこと」を見つけたいので、1問あたり30分以上かけていました。
それでも、60問程度やっただけでは何も答えは見つからなかったんです。
僕はESにも相当な力を入れていました。1社に対して、25時間はかけて作っていました。
だから「メモの魔力」流の自己分析は途中でやめてしまいました。
このとき気づきました。
ただ質問に答えるだけの自己分析は自分に向いていない
それだけでも僕にとっては成功でした。
2冊目の出会い「原体験ドリブン」
本書との出会いはまさかの就活が終わってからでした。
僕は2度就活を行っています。1度目は学部のころ、2度目は院生です。
就活そのものは苦手意識がありませんでしたので、2度目の就活でもありがたいことに、いくつか内定をいただきその中でも自分が一番行きたいと思える会社を選びました。
多くの学生は就活の終わりと同時に自己分析なんてやらなくなると思います。
だけど僕は違いました。会社に入るために自己分析をするのではなく、人生を熱中して生きていきたいために、自己分析をするんです。
僕の目的:人生を熱中し、ワクワクして生きるために自己分析をする
多くの学生の目的:第一志望の会社に受かるために自己分析をする
もう「隣の芝は青く見える」人生は終わりにしたいんです。人がやっているのを見て、自分もやりたくなるような人生は終わりにしたいんです。
そこで出会ったのが「原体験ドリブン」でした。
今の自分を構成する「原体験」に気づくことで、自分のやりたいことを見つける。
「原体験」があればどんなに心が折れそうなときでも、成し遂げるという強い思いを持って取り組むことができる。
本書での原体験ジャーニーも僕は3ヶ月続けました。
そのおかげで僕がなぜ「プログラミング」が好きなのかという原体験を知ることができました。
本書で取り上げられている「原体験ジャーニー」では今の自分に対する質問を答えて、なぜそのような考えを持つことになったのかと「why」を数十回繰り返します。そして原因となっている原体験を見つけるというものです。
原体験ジャーニーをしているときは、自分の心の中がすっきると晴れ渡って、知らなかった事に気づき始めることができるとても楽しい時間でした。
でも、僕が求めているような「やりたいこと」は見つけられませんでした。
最後の出会い「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方」
いろんな自己分析に取り組んでは失敗しての繰り返しだった僕の最後の出会いは「世界一やさしいやりたいことの見つけ方」です
本書で最初に書かれている言葉、
・ 一生やりたいことを見つける必要はない
・今一番やりたいことでいい
・やりたいことは自分で育てていくもの
これ言葉は心の中の「くさび」を取り払ってくれました。僕はこれまで一生続けられるようなことをしなければならないと強く思っていました。
だけどそんなことが今の段階で分かるはずもありません。この本はそれに気付かさえてくれました。
振り返れば僕が好きなiOSアプリ開発も10年前にはなかったことです。この先10年後、その仕事があるのかなんてわからないんです。
だからこそ、今一番やりたいことをやればいいんだと自分で気づいて納得することができました!
本書では論理的に「やりたいこと」を見つけるためのメソッドが書かれています。詳細は省きますが、
やりたいこと = 大事なこと×得意なこと×好きなこと
これがその公式です。
「これを最後の自己分析にする」
「やりたいことを見つけるまでは絶対にやめない」と強く決意しました。
そして、この自己分析には膨大な時間を投下しました。
大事なこと探しに2ヶ月
得意なこと探しに0.5ヶ月
好きなこと探しに1ヶ月
それぞれのワークでは自分が納得できる答えがでるまでは先へは絶対に進まないようにしました。納得できないままやりたいことを見つけても、そんなものはいづれ揺らいでしまうと感じたからです。
本書が説明する順番どおりに、一切の疑問がなくなるまで考え続けました。
そして見つけた僕の価値観はこれでした。
シングルタスク:日常の全てをシングルタスクで生きる。今に集中する。
↓
想い:自分の想いを貫く。信念を持って生きる。
↓
熱中:想いを貫いた先で、やりたいことに熱中する。
↓
感謝:これまでのすべてのことに感謝する。
↓
魅力:自分の人生を振り返ったとき、魅力のある人生だと感じる。
最終ゴールは魅力的に生きること
僕が思う「魅力」の定義は
「自分の想いを貫き、熱中し、すべてのことに感謝している状態」
ピラミッドの最後を満たすためには、土台をすべて満たしている必要があります。
そして、仕事の目的は「想いを貫ける人を増やすこと」です。
周りの人に流されたりすることはもうやめて、人生の目的を達成するために生きられる人を増やしたいです。僕みたいに悩んで苦しむ人に手を差し伸べたいです。
自分の「好きなこと探し」
僕がこれまで、自分から時間を投下してきたものを考えてみました。僕の娯楽はYouTubeを見ることで、ほとんどの時間を費やしていました。
そんなとき、見ているYouTubeにも分野があることに気づきました。
・自己分析系
この分野は、ときには朝から晩まで飽きずに見ていることもあるほど、好きで知らぬ間に動画で勉強をしていたことに気づきました。
やりたいことの仮説
「自己分析を通じて、想いを貫ける人を増やす」
自己分析は適切な方法で使えば、心のもやもやと取っ払う非常に優れた道具です。だけど人によって合っているやり方が違うと思います。
自分に合った、自分だけの自己分析を見つけられると一生の武器になると本気で思っているので、その方法を広めたいです。
さいごに
僕の仕事の目的は「想いを貫ける人を増やすこと」です。
正直、この決断に僕は葛藤しました。「自己分析を通して、想いを貫ける人を増やす」これはもしかしたら、著書に影響を受けすぎているだけじゃないのかと。
そこからもさらに思考を繰り返しました。
本当にこれが僕のやりたいことなのか?
考え続けても、自己分析よりもしっくりと納得する答えが見つからなかったんです。
となるとまずは仮説を立てて、やってみることにしました。
僕がやりたいことは「自己分析を通じて、想いを貫ける人を増やしたい」
そのためには、まず「想い」に気づく必要があります。
・なぜ、痩せたいのか
・なぜ、良い大学に入りたいのか
こういった誰でも一度は感じたことのあるやりたいこと、叶えたい夢にもその深堀りをしていくことで、本質的な目的を見つけること
そうすることで、納得できる「目的」が見つかり、ちょっとやそっとのことでは心が折れなくなります。
僕はあなたの漠然とした「やりたいことの目的」を見つけるお手伝いをします。
まだ始まったばかりだけど、とにかくやってみます。
うまくいかないなら立ち止まって考えればいいだけなんで。
それではまた!
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