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オンライン会議の自分への覚え書き

テレワークを続けて約2ヶ月程度が経ちました.1週間に1度は通勤しますが,ほぼ自宅で過ごしております.

現在,会議や研究室のミーティングは,すべてオンライン(Zoomを利用)しています.オンライン会議を効率よく進めるための気づいた点を記します.

1.オンライン会議の設定

オンライン会議は時間を30分とか1時間と設定すれば,非常に便利.特に情報共有を目的とする会議では,オンラインで十分.メール審議などよりは,時間短縮になり,視覚だけでなく聴覚からも情報が入ってくるため記憶にとどめるのに有効.時間を決めてだらだらと会議をしないことが重要.

2.オンライン会議の事前準備

オンライン会議に限らず,対面の会議でも時間通りに進行するには,十分な事前準備が必要.ホストになった場合,Zoomのホワイトボード機能を利用して,あらかじめ検討事項を箇条書きに記載しておきます.この書き方も,自分の意見を入れて,できるだけYes or Noで回答できるようにします.

3.オンライン会議中
事前に準備したホワイトボードを参加メンバーと画面共有.
ホストの場合,検討事項を説明中に他の人が,話を割り込ませないよう参加メンバーを一斉ミュート.
説明が終わったら議論できるよう参加メンバーのミュートを解除.この使い分けが鍵.途中で割り込まれると,議論が横道にそれることや,参加メンバーの突発的な物音で,進行が中断されます.
説明途中に気づいた点は,チャットに記載してもらっています.

4.オンライン会議終了後
会議中に記録したホワイトボード,チャット,会議動画を参加メンバーとネットワークドライブを利用して共有. 


研究の議論はオンラインでも良いと思います.特に大学院生はこれまでの経験があるため,不自由に感じたことはありません.新4年生はまだ,研究室に入ってきて,研究経験もないため,こちらの説明を理解してもらうのにオンラインは時間を要しています.対面より丁寧な説明が必要です.


あと研究室のミーティングは,学生の健康状態の把握,近況報告も兼ねているため,オンラインでは情報量が足りないと感じています.オンラインという窓越し(自宅のインターネット速度は,80Mbps)では,相手の顔色,声の調子などがわかりづらいため,接し方(話し方)に十分に気をつけるようにしています.そのため疲れる・・・教育(講義も含む)は,対面も信頼関係を構築するために必要かと思います.
もし相手と良い関係を築きたいのであれば,五感(特に視覚と聴覚)フルに活用して,お互いに多くの情報量をやりとりすること,この期間に学びました.

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所詮,オンラインで1秒間に80Mビット.
人間の網膜からは100万本の視神経(軸索)が出ており,計算すると
300bps(1本の軸索の300bpsの情報伝達可能)×100万=300Mbps
人間(視覚)の能力はすごい!

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