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【雑談】入院中キーボードを持ち込んだ理由

三度目の入院前、wi-fiもない病室では暇になるのはわかりきっていたので、小さなキーボードを買っていった。
暇な時間を利用して『小説を書こう』という無謀な挑戦をしたのだった(笑)


実は一度目と二度目の入院時、暇な時間と絶飲食の苦しさを紛らわすのにずっと小説を読んでいた。
小説と言っても素人が書いているもので、有名な「小説家になろう」というサイトの素人作家のもの。
中には『転生したらスライムだった件』など有名になったものもある。

下手くそなものもあったり、素人とは思えないものもあったり。
それもひっくるめて随分楽しませてもらった。
よく「なろう系」なんて言われて小馬鹿にされたりするけど(主人公がやたら強くて無双する小説だらけな為)、そんな小説達に俺は随分と助けられた。

『俺もハイポーション飲んで一瞬で治らないかなぁ』なんて情けない夢を見ながら(笑)


二度目の入院時もそう。
もうアホほど読みに読んだ。
そしてちょっと飽きた(笑)

本当に都合の良い小説ばかりというか、大体全部同じなんだよな。
死んで異世界に転生してインチキレベルの能力を得て、メチャクチャモテて、最終的には敵を倒すのに手加減までして。強すぎてごめん。目立ちたくないから手加減しないと、とか。

殆どがこれ。
確かに爽快感はあるけれど、読めば読むほど現実が虚しくなる。
だって50近くの絶食中のおじさんだよ?こっちは。(入院当時)

なのでちょっと考えてみた。
もし俺が書くならどんな小説になるのか?と。


考えた結果『ただのおじさんがもし異世界に行ったら?』というものであった(笑)


何の能力もない。
なんなら事故で脚に障害があって、内臓もよろしくない状態。普通の人よりも弱い。そしてメチャメチャ怪我をする。でもなかなか死なない。
ただし小さい頃から料理をしているので料理はうまい。あと元ギャンブラーでもある。

金髪で女好きで、酒好きタバコ好き巨乳好き。
口八丁手八丁でなんとか誤魔化し生きている。
そんなおじさんが○オンで買い物して自動ドアから出たら異世界だったという話。

魔法の世界で魔法は一切使えない。MPゼロ。
口も態度も悪い。
しかも他の小説のような恋愛の駆け引きなんかもない。


なにせ出会ったばかりの巨乳美女を第2話で押し倒しちゃう(笑)


もう夢も希望もないスケベジジイ。
あるのはこっちの世界の知識のみ。それもうっすい知識。
あとトランプのイカサマは得意。


つまり俺である(笑)


そのまんま、俺がもし異世界に行ったなら?を書いてみようと思った。
ある時は都合よく、ある時は酷い目にもあう。
恐らく『何が何でも無双大好き』な子供読者はどん底に落とされるような内容。

サスペンションのない幌馬車に乗ってメチャメチャ尻が痛いとか、くだらない話を延々と入院中に書いていた。


退院してからも書き続け、ストックも50話を越えたところで『小説家になろう』で公開してみたが、早速低評価を頂いた(笑)


ただ高評価も一部あったり。
無双に飽きてた入院中のオッサンだなきっと(決めつけ)

なのでぜひ皆さんに読んでいただいて、楽しければいいねボタンと高評価をしていただきたいと切に願う。いやホント。
そうじゃなければ表示もされず、人知れずおじさんが怪しげな文章をアップする人になっちゃうから(笑)


EXIT OF ANOTHER WORLD~買い物終えて自動ドアを出たら異世界だった~


↑これ
ものすごく暇で時間があるよという方は、暇つぶしに読んでいただけたら。
入院中、絶飲食しながらお腹(正確には腹部上方)を痛めて生み出した作品でございますですよ。
すでに50話以上ストックがあるけど、少しずつ小出しでアップする予定。

これ書くためにわざわざ何度かイオンまで行ってきたんだから・・・(笑)
頼むよオラに力を分けてくれ。



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