トラブルに強い味方「Access」

| くだり

今日は、2024年8月18日。
いつもの如く、日付に意味はありません。

ホントスマンカッタッ!

今回は、数ヶ月前に、会社で重大なトラブルが発生した時の体験談を
note に、日記として記録に残したいとおもう。

| トラブル内容


設備トラブル。

ま、故障です。

ただ、故障した設備がヤバかった。

実は故障した期間、一部の商品出荷ができませんでした。


15年以上動かしており、毎月数十万円のメンテ費用をかけて、なんとか、毎日稼働していたが、微動ダリも動かない設備となりました。


メーカーも修理に匙を投げるありさま。
「もう、この部品を作れるところ、わが社では見つけられません」


仕方なく、私がメーカーから図面をもらって、部品の見積手配。

上長からは、「金をいくらかけてもいいから、最短で直せ!」

って言われたから、ある仕入会社の仕事を延期させて、無理やりねじ込ませて、かなり高額の部品を作ってもらって復旧。

修理費用も凄い経費でしたが、
それ以上にヤバかったのは、出荷ストップ期間。
4週間ほど。

| 出荷再開宣言だが・・・


数百万円の部品をメーカーに渡し、設備修理。
たしか5日間、修理していました。
本当に致命傷だった。

設備も無事修理が完了して
出荷再開の宣言がされました。


で、出荷の再開ではあるが、約1ヵ月間のツケ(出荷待ち件数)を抱えており、古いご注文分から出荷指示が下りる。


ただ、ここで問題発生。

「出荷指示書が出ない」

実は、設備も古いが、システムも古く、まずかったのは、トラブルを想定していなかった。

ワイは「嘘だろ?」って思っていたが、事実だった。

現場は大混乱。

商品は出庫されてくるが、出荷先が分からず、商品の仕分けが出来ない状態でした。

担当部門から1名、ワイの部門からも1名、本社部門から3名の応援者、を出して、現場対応に向かわせるが、商品の仕分けが出来ない状態は変わらず。


現場を確認したワイ。

「しゃーない、ツール作るか・・・」

| 簡単にシステムが出来る「Access」


現場の担当者に、何を見て、何を判断しているかヒアリング。

40分で、「商品仕分けシステム」を完成させた。

基幹システムからのデータから「本日出荷するリスト」を紙に出すヤツ。

いわゆる「出荷指示書」だ。

この Microsoft Access の優秀さといえば、
◇ 簡単なUI操作で、
◇ 短時間で、
◇ ローコードで、
システムが構築できる点。

元データの信頼性が高ければ、
1時間もあれば、素晴らしいシステムが出来上がります。

これが、Accessの魅力の一つ。


Access で優秀だなぁって思う機能は、

 レポート


で、Access で 作るのが面倒だと思う機能は、

 レポート


それでも、今のバージョンは、
レポートにレイアウトビューが追加され、
レイアウト編集作業は楽になりました。

レポートのレイアウト作成が一番大変なんです💦

| 感じた事


他部門から応援頂いたこともあり、なんとか混乱は無くなりました。

ワイの作成した、即席 Access のシステムのレポート(紙)も良かった。
(自画自賛)



ただ、どんなツールも根本は同じだと思った。

  人の作業を楽にさせる


これって、人を幸せにしてることで良いですよね。
いいよね?

知識は多い方が良いです。
ただ、ため込んだ知識も使わなきゃ意味を成しません。


想定外のトラブルが起きた時、
ため込んだ知識が有効に活用されるかもしれません。

だから、生涯学習です。
何でも良いと思います。 
趣味も学習の一つだと思います。

いつか、人の役にたつかもしれません。


ここまで読んでくれた人、本当にありがとうございました。
おわり。


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