来島又兵衛
この記事は「注目の歴史上の人物紹介 Advent Calendar 2020」の企画です。歴史上の人物で自分が注目した人物を勝手にサクッと紹介します。
誰（一般的な解説）？
幕末の長州藩士。有名な志士らよりも年長で、体格は大柄、かつ武勇に優れている武闘派のイメージがあるため、大河ドラマでは竜雷太、角田信朗、山下真司、長州力らが演じている。長州藩の住職を歴任し、高杉晋作の奇兵隊に触発され遊撃隊を組織したりしたが、禁門の変にて戦死する。
どこが好き？（もしくは注目）
幕末にあって、なんだか前時代的な風貌であったり、猪突猛進の豪傑というイメージ。実際の活躍もそんな感じ。８月１８日の政変後は最も過激な「進発論」を主張し、周布政之助、桂小五郎、高杉晋作の反対を押し切って出奔・投獄されたりしているのもそのイメージを強くしています。
有名なエピソード
豪快で粗暴、猪突猛進的なイメージが先行していますが、吉田松陰からは「来島又兵衛は胆力人に過ぎ、又精算密思あり」と評されるなど算術に優れ、学問にも通じている面もありました。
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