【爆速レポ】チャット連携シナリオ試してみた & ライトニングトーク〜RPACommunity WinActor Talkイベント
今日2024年3月12日はRPACommunity WinActor Talkのイベントが開催されました。テーマはTeamsやSlackなどのチャットとの連携です。いまや社内コミュニケーションの中心となってきたこれらのチャットを使ってどんな自動化が行われるのか、楽しみです。早速レポートしてみました。
オープニング
オープニングはかーでぃさんのカウントダウンからスタートです。
まずは今回のスポンサー様の紹介です。ありがとうございます。
次は今回のイベントの話からです。前半はNTT-ATさん提供のチャットサービスの紹介、後半はLT3本です。
今回の参加者アンケートです。今回はプログラミング中級以上の人が多いようです。RPACommunityとしては珍しい傾向です。
あともっと地方の参加者が増えるとうれしいですね。
そこからはMitzさんによるコミュニティの紹介が行われ、最近は恒例のアイスブレイクに入ります。
チャット連携シナリオ、試してみた:たまいさん & かーでぃさん
アイスブレイクが終わったらメインのセミナーに入ります。今回はチャット連携のサンプルシナリオを入手したということでTeamsでの連携を実演するそうです。
詳細はすでにブログ化されていますので詳しくはこちらから
ますファイルのダウンロード。ダウンロードしたらフォルダが3つできるそうですが、webドキュメントフォルダからスタートだそうです。まだちょっとわかりにくそうな感じですが今後の改善に期待です。
今回はTeamsへの通知、ファイル転送、指示待ちのうち基本の通知のシナリオを試します。
「指示待ち」は便利そうな感じです。
Teamsとの連携はマニュアルフォルダの中のPDFに手順書があります。これに従って進めます。
まずはAzureポータルにアクセスして、アプリケーションの新規登録、アプリの証明書とシークレットの追加、APIのアクセス許可、管理者の同意を行います。
次にTeamsのチャネルを用意して、チャネルIDとグループIDを取得します。Teamsで「チャネルへのリンクを取得」でリンクの中からIDを取り出します。
そこからはWinActorのシナリオに入ります。取得したTeamsの情報などを登録して作っていきます。動いた後は「指示待ち」の動きに関しても紹介されていました。
注意すべきポイントはWebDriverと二段階認証のところだそうです。
WinActor勢に難しいのはAzureの操作ですかね。
未経験者さんと二人三脚でシナリオ完成させてみた話:yuzunokiさん @y_ibris
ライトニングトークの一番手はWinActorのシナリオ作成者をしているゆずのきさん。WinActor未経験者と出会ってから学習をサポートしてきたお話です。
きっかけは会社の方針が各部署でシナリオを作ることになったことから。そこでゆずのきさんがサポート役になったそうです。
でもこの未経験者さんは自分から改善テーマをもって聞きに来てくれたそうです。
まず業務をフローで知り、学習手順をしっかり立てていったそうです。そこからはマンツーマンで学修を進めていきました。
まずは2時間くらいでまず動かすところから始めて、そこから「変数」と「繰り返し」に挑みました。・・・ここ鬼門ですね。
そこをさらに掘り下げて、ここをしっかり理解してもらったそうです。
基本をしっかり学びながら、具体的にロボットを動かして、EXCELの活用など、ノウハウを伝授しながら完成させたそうです。成果がしっかり出てよかったです。きっとうれしいでしょう。
実際に二人三脚でやってみて、未経験者への学習と実践のノウハウが習得できたそうです。でも、やっぱり自分から学ぶ姿勢が大事ですね。
盃の裏話(OpenAI API連携):かーでぃさん @_0447222690292
次のLTはかーでぃさんによるOpenAI API連携のお話です。
「盃」と「裏話」とはこの前のガンダムLTでやったChatGPTを使って言葉を感じにした話のLTの裏話です。
仕組みとしてはLINEで送ってもらったメッセージを処理していくのですが、実はWinActorを使ってOpenAIにメッセージを送って回答を受け取っていました。
ポイントは出力を「JSON」形式にしたこと、APIはHTTPライブラリを使ったこと、JSON処理は01系、02系両方つかったほうがいいそうです。
二刀流でWinActorを活用してみた話:たまいさん @inaho3517
最後はたまいさんのLTです。二刀流がテーマです。
二刀流とはWinActiorとPower Automate for Desktopを組み合わせたお話で、二刀流は鬼滅の刃で出てきた「ふたつの呼吸」のお話です。
おなじRPAでもフロー型、リスト型とつくっていく方法が異なります。それぞれ特性を生かして活用すればいいのですが、そのほかPDFの処理など個別には得意不得意が存在します。
WinActorからPowerAutomate for Desktopを使うにはサブシナリオを使うことになります。しかしバージョンアップの関係で使えないことがあるので注意です。
そこから実際に連携させることを考察してみた内容を紹介されました。部分的に得意なところを使うと有効で、WinActorだけだと難しい処理も組み合わせて使うと簡単に実現できるそうです。
他のRPAツールを混ぜて使うとより戦えるようになります!
WinActorしようせ!!
クロージング
あっという間に時間が過ぎてクロージングです。
明日以降もイベントがありますのでよろしくお願いします。
<RPACommunity>
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