周布政之助
この記事は「注目の歴史上の人物紹介 Advent Calendar 2020」の企画です。歴史上の人物で自分が注目した人物を勝手にサクッと紹介します。
誰（一般的な解説）？
幕末の長州藩の重役（長州藩政務役筆頭）だった人です。村田清風の藩政改革の影響を受けた改革派のリーダー的な存在で、吉田松陰やその弟子たちを支援し、大村益次郎などの登用、伊藤博文などの長州ファイブを留学させるなど若手の育成に尽力しましたが、禁門の変や第一次長州征伐により追い詰められ４１歳で自刃しました。
どこが好き？（もしくは注目）
幕末の志士たちの中では全く目立たない存在ではありますが、この人が居なかったら長州から志士はでてこなかったでしょう。それくらい彼らを守っています。特に高杉晋作に関してはものすごく肩入れしていたみたいです。４１歳の若さで死んだ割に「周布政之助翁」などと言われるくらいバックアップに回っていた人物です。どんなに優れた人物やチームがあってもこういう人がいないと世に出てこれないですよね。
有名なエピソード
暴れん坊の高杉晋作をサポートしていた周布政之助ですが、本人も結構な暴れん坊だったようです。特に酒癖は相当悪かったみたいで、土佐藩の山内容堂に暴言を吐いたり、高杉晋作が脱藩の罪で投獄されていた野山獄に乱入したり、外からず～～～～～～～っと説教してみたりといろんなエピソードはあるようです。
参照
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