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地方支部の逆襲!

この記事は地方IT勉強会 Advent Calendar 2020の12月3日の記事として書いています。

地方IT勉強会とIT勉強会地方支部

地方で開催されるIT勉強会には大きく分けて2つのタイプがあります。それはローカルの地方IT勉強会と、IT勉強会の地方の支部の2タイプです。前者は純粋に地方に在住している運営チームが独自に開催し始めた勉強会、そして後者はIT勉強会のコミュニティが拡大していく中で地方に広まり作られていく支部的なIT勉強会です。大手ベンダー系ではAWSもSalesforceにもそういった形の「地方支部」的な形態のIT勉強会が開催されてきました。自分自身は地方発祥のIT勉強会には残念ながら直接かかわることはなかったので、後者の「地方支部」についてふりかえってみたいと思います。自分自身は関東地域で勤務しているので東京の支部や「本体」的な立ち位置から見た地方支部の話になります。

昨年までの話

昨年まではIT勉強会と言えばほとんどオフライン開催だった為、まったくといっていいほど参加していませんでした。参加したとしてもせいぜい「神奈川」くらいでした。その時期に感じていた地方支部と言えば、東京で開催されるIT勉強会がより専門的にジャンル分けされ細分化され開催されているのに対して地方ではもっと全体的というか、広いテーマ設定で開催されているというイメージでした。IT勉強会に「気づき」を求めている自分にとってはとても魅力的だったのですが、やはり物理的・金銭的な関係でなかなか様子を知ることはできませんでした。地方によっては東京ではなかなか無いような切り口のテーマで開催されていることもあり、connpassなんかを眺めながら「参加してーなぁ」なんて羨ましがっていました。特に夏に開かれる怪談系のイベントは大阪や福岡のほうが面白そうな企画があったので、ほんとうに参加してみたかったです。

それともう一つ、昨年からは複数拠点を接続したリモート開催の試みが始められていたことです。今では当たり前のように使われていますが、当時からいくつかのツールを使って「東京会場」「宮城会場」「大阪会場」みたいな感じでセミナー部分を共有する試みは行われていました。特に小さなIT勉強会コミュニティでは仲間を増やしたいという思いはありましたし、地方では登壇者をなかなか集められないという悩みもあり、必然的な流れとしてこういった動きが少しずつではありますが試みはありました。

そこでコロナ

そうして迎えた2020年、2月くらいになるとIT勉強会は大きな危機を迎えました。集会~オフラインでの集合が全くできなくなりました。たぶん3月頭が最後くらいだったと思います。予定されていたIT勉強会の開催はすべからく中止となり、いったんはIT勉強会そのものの火が消えた感じになりました。IT勉強会からみるとものすごくつらい氷河期になってしまいました。

しかしながら、4月か5月くらいからは状況が徐々に変わってきました。急速に普及していったZoomなどのツールを使ってオンライン開催のIT勉強会が開催されるようになりました。最初は東京や大阪のコミュニティによる開催が中心でした。ちゅどこの頃に自分も開催しちゃったりしています。

地方支部の逆襲

実はこのあたりから異変が始まります。たしかに運営側については体制のある「本体」や「東京」側の運営メンバーが行い、開催されることになったのですが、登壇者のメンバーを見ると地方支部の運営メンバーや常連メンバーが顔をそろえていたのです。確かに今までも地方の運営メンバーが出張などに合わせて東京開催のIT勉強会で登壇するというケースはあるにはあったのですが、それはあくまでも「ゲスト」であり主役ではなかった感じでした。しかしながらコロナの影響でオンライン開催となったIT勉強会の登壇者には「地方の壁」「距離の壁」はなくなっていたのです。メンバーを見て思わず「うわぁオールスター・・・」とつぶやいてしまったのは鮮明に覚えています。

ここから地方支部の逆襲(笑うとこです)が始まります。たしかにコロナの影響で活力がなくなった支部はあるにはあるのですが、その逆にオンラインになって「本体」に登壇してきた地方メンバーのいるような「支部」ではむしろ活性化してきて、徐々に支部のIT勉強会が開かれるようになってきました。気が付けば自分も「札幌支部開催」とか「広島支部開催」とかというイベントに参加するようになっていました。今までは東京から地方へという流れでしたが、今は地方発信といった感じのIT勉強会が開かれています。


さらなる逆襲

そういう「地方支部」開催IT勉強会が開かれる中でいくつかの特徴がみられました。地方でも魅力がある運営メンバーが居ればここまでできるのかと感心するどころか恐怖すら感じられる事態です。

まずは地方のさらに地方メンバーの参加、登壇が可能になった事です。例えば北海道であれば中心は札幌ですよね。でも札幌から北海道第二の都市旭川までは140キロくらいあります。第三の都市函館に至っては300キロを超えます。だいたい東京から名古屋くらいの距離があります。コロナ前ならば「北海道支部」とか言っても事実上札幌支部です。小樽からだって参加はためらう距離です。それが札幌以外の北海道からも参加できるようになった・・・これは凄い事です。

次はその地方にゆかりのある人の参加が可能になった事です。東京や大阪で勤務していても地方が故郷という人は多いと思います。自分は北海道出身なので「札幌支部」に参加してみたかったです。それも容易になったのは凄い事です。参加とか登壇している人でも「広島にはいい思い出がある」みたいなその地方のファンみたいな人までも集まれる・・・これもすごい事です。物理的な事ではなく例えば「広島」だったら「広島に想いがある人」が集まれるというのは素晴らしいと思います。

もっとすごい事

登壇者の中には当然「凄い人」っていうのが居ます。その人が登壇するだけでたくさん人が集まるような・・・たとえば書籍を出しているような有名人とかほかのIT勉強会~コミュニティの主催者とか・・・こういった人が地方主催のイベントに登壇し始めた事がすごいです。その主催者のパーソナリティがすごいとか熱量が熱ければ、そしてつながっていれば、そういった人を呼べるという事です。というかやっているところはやっています。下のリンクみたいなやつですね。

これからの期待

いままさに地方IT勉強会は大きく変わってきているのをIT勉強会のすみっこでうごめいているような自分でも感じています。どこに在住していようがその人本人の魅力や熱量で魅力的なIT勉強会を開催ができるように大きく社会が変わっているような気がします。実際に全国規模のIT勉強会~コミュニティでも地方のスーパースターが次々に現れて、全国的なコミュニティの中心になってきています。これから大きく世界が変わっています。そこに場所のハンデはありません。2021年はもっと変わると思います。期待しかありません


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情シスのおっさんです。おっさんのわりにいろんなコミュニティに参加しています。いちおうスクラムマスター/DevOpsマスターです。アジャイル、Salesforce、クラウド関係、プロジェクト管理、RPAからマーケや広報まで進出しています。ネタだけはたくさんありますが悪筆です。