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JBUG 東京 # 20 #オンライン 〜そこが知りたい!Backlog活用術〜 遅ればせながらレポート

今日はプロジェクト管理ツールBacklogのユーザーグループJBUG東京の開催日です。ちょうど同じ日の棒企業グループの社内セミナーで沢渡あまねさんがさりげなく「Backlog」をお勧めした2021年2月18日のイベントレポートをいたします。

動画はこちら

JBUG東京 オンライン版で6回目の開催です!今回のJBUGはを「そこが知りたい!Backlog活用術」をテーマにセッション登壇いただいてからクロストークをお届けします。2つのプロジェクト活用事例を伺ってより良い仕事の進め方についてみなさんで考えましょう。

Posted by JBUG on Thursday, February 18, 2021


オープニング JBUG東京運営

今日のタイムテーブルです。今日はBacklogをテーマのお話です。


APIでDIY オープントーン金田さん @da_ka_ne

backlogを使う上で抱えていた課題をAPIで解決した話です。

金田さんは株式会社オープントーンでエンジニアをしています。backlog歴は10年です。かなりのベテランですね

まずは現状

それぞれのツールは確かに便利ですがそれぞれのツールがバラバラでちぐはぐな感じがありました。手動で入力しなおしたり・・・

幸いすべてのサービスにAPIがあることに気が付き、APIを使って改善することにしました。

Slackにコマンド(Backlog助っ人Bot)を作って、それを押すとBacklogの課題とToggleタスクが更新される仕組みです。

作業の開始と終了をそれぞれSlackからコマンドをすると、それぞれが更新され、Backlogのステータスが変わりTogglで作業時間がカウントされます。これで後から記録をするウ手間がなくなり、記録漏れが減りました。

Webサービスは大概APIそ備えているのでDIYをすると足りない部分が補われより良い活用になります。

<Backlog助っ人サービスの紹介です>


新卒エンジニアがBacklogで業務効率化しました: アスクル三浦さん @mxShun

三浦さんはアスクルに昨年入社した古スタックエンジニアです。昨年8月からBacklogを使い始めました。

活用紹介①お問い合わせ対応への展開

システムのお問い合わせに対応する業務をしています。多種多様なチャネルから問い合わせが来るので見落としや遅延が起きていました。

この課題を「5営業日以内に回答する」を狙ってBacklogを導入しました。選択した理由はコストが安い、ナレッジが蓄積できるという事です。逆に欠点としては問い合わせ者の導入コストが高いことが挙げられます。・・・この欠点に対しては設営界の実施やWikiの整備を行いました。

あと問い合わせ対応を確実にするためにSlackへの通知をする仕組みや、定期リマインドを行う仕組みづくりをしました。

これにより5営業日以内の回答率が84.9%になりました。以前はこのようなKPIそのものが取得できませんでした。また問い合わせ数が40%減少しました。いまは他部署からの展開依頼も来ます。

活用紹介②稟議申請の簡便化

従来は稟議申請の入力に20分以上かかていました。また情報も分散していました。

この課題を解決するためにBacklogのチケットに加えオートフィルの機能で自動転記などの改善をしてコストを大幅カットを実現しました。ファイルに添付したJavascriptコードを使ってCMSのような使い方ができるので、それを活用しました。

これで申請時間が5分になりました。単純計算で月5時間の効果です。

本日の内容はここにも載っています

あとこちらの勉強会もよろしくおねがいします


そこが知りたい!Backlog活用術」をテーマにクロストーク 登壇者とJBUG東京運営

ここからはクロストークです。ベテランの金田さん、フレッシュな三浦さんでしたが二人の共通点は「手汗」でしたww

気になったポイントだけピックアップします


三浦さんの話)問い合わせはなかなかBacklogに統一するのは無zかしいと思うのですが・・・実際のところは?

→今はBacklogで出来ています

三浦さんの話)作りこんだ期間は?

問い浅瀬は1週間くらい、稟議のほうも元々の形があったので1週間くらいです。一人で作りました。

三浦さんの話)業務の改善はどの単位で推進していますか?

お問い合わせに関して言うと、新卒のメンバー6人で改善をリードしています。

金田さんの話)APIに関して おすすめのAPIは?

画面からできることはだいたいAPIが提供されています。自由度が高いです。

三浦さんの話)導入の説明会の資料は改めて作りましたか?

まずはWikiにマニュアルを作って、説明会では実演でやりました。

三浦さんに)入社した時からリモートワークでしたがどうでしたか?

オンライン経験値のギャップを感じた事はなかったです。でも全部が全部新しい事だったのでリモートワークだからという事は感じなかったですね。

金田さんへ)リモートワーク最初はいろいろありましたがどうでしたか?

仕事する環境としては仕事場のほうが適していますが、何回か自宅で仕事をすることはあったので大丈夫でした

テキストのコミュニケーションで心がけている事はありますか?

金田さん)聞きたい事には「こういう答えをしてほしい」を見えるように・・・というのはありました

三浦さん)聞き方は気を付けました。あと感情をどう表現するか気を付けました。Backlogは「押し」を使ったりしています。

Backlogをうまく使うコツ

金田さん)複数の課題が出てきてしまった時には、課題を改めて分割するようなことをしています。

Backlogにこんな機能があったらというものは

金田さん)コメントの量や長さだとかの情報から「プロジェクトの健康度」を割り出せたらと思います。

三浦さん)今日、なんでもできると聞いてしまったので・・・これから考えていけたらと思います。



 クロージング スペシャルゲスト・ JBUG東京運営

スペシャルでスト(ナカミチさん)からの告知です!

3月13日、BacklogWorld2021です。今回のテーマは「旅」

基調講演は石倉秀明さんと沢渡あまねさんです。

BacklogとRedmineのツール対談もあります。


JBUG(ジェイバグ)とは・・・connpassから
JBUG(ジェイバグ:Japan Backlog User Group)は、Backlogユーザーによるコミュニティです。プロジェクト管理は、全ての業種/職種において必須のスキルである一方、そのノウハウが学べる場はあまり多くありません。Backlogは国内最大級のプロジェクト管理ツールであり、すでに170万人を超えるユーザーがいることから、「プロジェクト管理」「仕事のうまい進め方」に関する知識やテクニック、ノウハウを学び合うことをねらいとして、JBUGが発足されました。

実体験から学んだ知見やノウハウのシェアを通し、より「働くを楽しくする」を実現したいと思っています。










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