【参加レポ】JBUG東京#22プロジェクトを加速させるBacklog活用術 #JBUG #Backlog
今日(2024年4月4日)はひさしぶりのJBUG東京リアル開催です。場所はクラスメソッドさんの霞が関近くの新社屋。移転以来様々なイベントに使用された会場です。JBUGもリアル参加はコロナ前ということで非常に楽しみです。
イベントの様子(Xのまとめ)はjourneymanさんもToggeterにまとめていますのでぜひ見てください。
会場にはギリギリに到着で、飲み物(アルコール)を受け取り、着席してすぐにイベント開始になりました。
第一声はjourneymanこと大泉さんによる第一声。今回は新しいコミュマネさんで始まるJBUG東京リブートの日ということです。
そこから今回の会場スポンサークラスメソッドの深澤さんの会場案内とヌーラボ藤本さんのJBUGについての紹介がはじまりました。
まずは乾杯です。
会場にはだいたい60人くらいいましたが初参加の人に挙手を求めるとかなりのイホが手を上げていました。なんと初参加率は70%だそうです。
会場がほどよくあたたまったところですぐにLT開始です。
BacklogでハジメルCS改善:株式会社primeNumber 中村さん
1番手は株式会社primeNumberの中村さん。ETLのtroccoの会社ですね。
内容はカスタマーサクセスの業務にBacklogを活用して効果を上げた事例の紹介です。カスタマーサクセスの業務を「CS Ops」と「CS Enablement」というプロジェクトに見立てタスクを管理するようにしたそうです。ポイントはITリテラシーが低い人に配慮してBacklogの機能をボードに絞って利用したことです。
結果、従来はキアコン(気合と根性)で管理していたカスタマーサクセス業務のタスクが見えるようになり、メンバーがなにをやっているのかわかるようになったそうです。
<資料公開されています>
私がGitHubからBacklog Gitに移行した理由:株式会社BeeX 半田さん
前半LT2番手はBeeXの半田さん。クライアントワークの開発においてBacklog Gitに移行した話です。
元々はGitHubとCircleCIでCI/CDを運用していたのですが、クライアント側からソースの内容を見ることができない、修正箇所や課題との関連がわからない・・・という課題があったので、これをクライアントが使用していたBacklogを活用し、Backlog GitとAWSを使う形に改善したそうです。
結果、お客様からソースの確認ができるようになり、修正内容が確認でき、課題との紐づけもわかりやすくなったとのことでした。
「Good Project Award 2023」の登壇ピッチで表に出なかった話と、その後の話:パシフィコ横浜 松原さん
前半セッションは昨年Good Project Award 2023を受賞したパシフィコ横浜の松原さんのお話です。
松原さんが作ったパシフィコ横浜のガチャもよろしくお願いします。(この時点ですごく面白いお話です)
お話は効果自体は300万円の費用が6万になり、見事Good Project Award 2023を主唱した話の誕生秘話が語られました。
なんと「Good Project Award 2023」に応募した理由は、あたらしい職場でなかなかBacklogが周囲に否定されていたので、まず外の評価を得て内部の意識を変えようと考えたことです。・・・・なかなかのツワモノです。
しかも自腹で有償プランを使っていたとかいないとか・・・
実際、優秀賞を獲得したら周囲の反応は大きく変わったみたいで、自分への仕事の以来の大半はBacklogを通して来るようになったそうです。またユーザーに対する決め事も3つくらいに完結に絞ったことも良かったみたいです。
この話を聞くと「下積みは必要」「明確なメリット」「説明は丁寧に」も重く感じますね。そして社内承認をスルーした話は武闘派CIOの長谷川さんみたいで痺れました。
休憩タイム!!
前半が終了し、休憩タイムに入ります。会場にはJBUG名物の食べ物が並びます。今回はおしゃれな手巻きおにぎりでした。
改めて見まわすと、クラスメソッドさんのこの会場とてもきれいですね。
最上階にあるこの会場のステージの向こう側に見える東京タワーの姿もきれいです。
メディア運営におけるBacklog活用:株式会社キーワードマーケティング 川手さん
後半最初の株式会社キーワードマーケティングの川手さんのLTです。
川手さんは社内であらたに立ち上げた「キーマケLAB」の準備で発生するリソース不足や広報などの各部署との連携、そしてリソースが把握できていないことを解決するために、会社の中で元々使用されていたBacklogを活用したそうです。
その結果、広報や上司との連携も良くなるだけでなく、従来それぞれ30分かかっていたミーティングの時間が上司とは5分、広報担当とは0分になり、もっとコンテンツ作りに集中できるようになったそうです。
日頃クライアントワークを行っているディレクターが自社コーポレートサイトリニューアルを担当して学んだこと:株式会社ビーワークス 櫻井さん
後半のLT2番手は株式会社ビーワークスの櫻井さん。いつもはお客様先でクライアントワークをしている櫻井さんが自社コーポレートサイトのリニューアルでBacklogを活用した話です。
自社内のプロジェクトは内容が決まっているクライアントワークと違い、やるやらないからとことん議論してしまうのでプロジェクトがなかなか進まなくなってしまったそうです。
そこで最初は様々なツールを使用してコミュニケーションしていたものをBacklogにまとめたそうです。結果サイトリニューアルのプロジェクトは無事完了しました。
ポイントは第三者的目線で客観的に進行管理を行うことが大事ということでした。またこのプロジェクトでクライアント側の苦労も学ぶことが出来たそうです。
ベトナムにおけるBacklog活用術のレポート:ヌーラボ渡邉さん
後半LT3つめはヌーラボの渡邉さんによるベトナムでのBacklog活用状況の報告です。
最近IT開発のオフショア先と注目されている東南アジアの国ベトナムですが。ヌーラボさんもオフショアをしているとのことで、その関係で出張に行ってきた渡邉さんによるベトナムのBacklogユーザーの活用状況のレポートでした。
ベトナムは日系企業のオフショアをしている企業が多いのですが、日本で生まれたBacklogが確実にベトナムにも広がっている様子を伝えてもらいました。
グループ会社同士をつなぐBacklog活用事例:クラスメソッド株式会社 深澤さん
最後は会場を提供していただいたクラスメソッドの関連会社プロパゲートの深澤さんによるセッションです。プロパゲートはクラスメソッドグループの人材・教育サービス会社でフリーランスを仲介するCM Pertnersなどの事業を行っています。
クラスメソッドさんがBacklogを活用し始めたのは古く、2012年ころから使っているそうで、Backlogには深津さの思い出がいっぱい詰まっているそうです。
主なつかいどころとしては「顧客との課題のやり取り」や「ソフトウケアの開発タスク管理」「ドキュメント管理」と使い倒している感じです。
グループ会社でもBacklogは使われていて「会社間のやりとり」やプロパゲートさんでは「人材の募集やそれに対する回答」に使っているそうです。ツールの選定の話にもなりましたが選定では色々ありますが、やはり「実績」が強いそうです。さすが長年使っているだけ歩いコメントでした。
最後はクラスメソッドさんの20周年イベントの紹介です。
クロージング
さいごは参加者アンケートにしっかりと回答してから、記念写真を撮影して、残った時間でコミュケーションを取りながら時間をすごしました。みなさん名残惜しいみたいでなかなか解散しません。
新しい参加者が7割超なのに、ちゃんとアンケートに答え、コミュニティイネンとの華である記念撮影にも応じてくれる人が多くて、感動!!
思い起こすと各セッションやLTでも積極的に質問する人がたくさんいて、すばらしいイベントだと改めて感じました。
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