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【動画でレポ】コミュニティリーダーズサミット高知 セッション1「コミュニティで上手に越境する方法」

2021年5月21日(土)に高知市で開催されたコミュニティリーダーが集結するイベント「コミュニティリーダーズサミット高知初鰹編」。
イベント全体では前日から翌日のイベントまで3日間、そして本編だけでも4時間にわたる開催でした。かつてはあこがれのイベントでしたが昨年からオンラインも併催されるようになり、参加できるようになりました。その日も家族が出かけて誰もいない自宅のリビングでぼ~~~~~~~~~~っと見ていましたが、それではもったいない内容なので気になったセッションからテキストで紹介したいと思います。

レポート第2弾はセッション1、以前はFIN-JAWSとかGoogleなどのコミュニティでお見掛けしていて、なんとSalesforceのコミュニティ冊子にも載っていて、その後政府系のCIO補佐官とかをやっていた大久保さんが出ているセッションです。

これに出ている人です

CLS高知の動画はYoutubeでアーカイブされていますので是非見てください。セッション1は24分あたりからの45分間です。

パネラーのみなさん

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楠瀬さん まんまる高知(高知の地域課題解決を目指すコミュニティ)代表
大久保さん FinTech、GovTech、CivicTech3つ顔・・内閣府CIO補佐官などたくさんありすぎて書けません
小島さん 元AWSでパラレルマーケター(説明不要でしょう)

テーマ
越境とコミュニティ

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キャリア形成にコミュニティはどう作用すると考えますか?

大久保さん 
・SIerのときにFIN-JAWSを立ち上げて金融機関に転職、その後金融庁参与となってガバメントとの設定んが出来た

楠瀬さん
・まんまる高知を立ち上げて高地の人脈が広がった。
・まんまる高知というのがキャリアを形成するのに役立っている。

大久保さん
・同じような考え方の人が集まっているというのが強み。
・アウトプットが大事。転職した先で名前を憶えていてくれる。
・「それは大久保さんに聞けばよい」といった認識

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・基本の法律などのストラクチャは左側のチャート
・SIerではチェックリストくらいまでしか変えられない
・ガイドラインは会社のトップで決めないといけない
・SIer→金融機関→規制当局という壁がある
・青い丸がコミュニティで仲間とFintech協会を作り提言しだした。それがあって当局とか政策サイドでの活動につながった
・下から上というより斜め上
・行きたいこと、やりたい事を考えると誰と繋がればいいのかが見えるのは大事



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小島さん
越境にコミュニティが相性良い理由
・社外、地域という外との接点
・関心軸が同じ故にロールモデルを見つけやすい
・複数参加で領域を広げやすい
・いつ辞めても良く心理的安全性が高い

楠瀬さん
・所属する会社には女性のロールモデルが無いが、まんまる高知でいろんな人と繋がって部分的でもロールモデルになる人ができた。

大久保さん
・軸(クラウドや金融など)がいくつかあって、私の中で出来ない事を出来る人と関係を増やすことが出来る

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小島さん
・全部でなくても部分ロールモデルが増える
・「知っている人」から「想起される人」へ

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・どうせやるなら運用側に行ったほうが良い
・自分にハッシュタグをつける
・わかりやすくアウトプットする事


誰に、どのような人として想起されることを目指していますか?

大久保さん
・同じように行動を起こしている人と繋がりたい
・変えられるポジションの人

楠瀬さん
・まんまる高知という器の中だと聞いてくれる
・会社という小さな器だと「わかってくれない」で終わってしまう。

オンライン前提時代に注意することは?

小島さん
・会う事が難しくなっている時代に注意する事

大久保さん
・だいぶ無zかしくなってきた。
・特に信頼関係を築くとか、熱量を伝えるとかに非常に苦労する

小島さん
・複数人と話をするときは、事前に1on1で話をすると良い。オンラインでも1対1なら深い関係を作りやすい。

大久保さん
・複数いるときにモデレータ役の人だけが「手柄を取りたい」という傾向があって発言機会を与えられない時もある。そういうときの対処法に参考になる

楠瀬さん
・2019年の秋頃にまんまる高知を立ち上げたので、本格的な活動を始めたのはコロナ禍になりかけの頃だったので初めからオンラインが前提だった。最初の頃はコミュニケーションに苦労した。
・大事な話だけして終わってしまい、熱が落ちてしまう。
・集まる単位を小さく分けていく方法を試しているが、それだけでは解決していないのでもどかしい。

小島さん
・オンラインだけだと右肩が下がっていく感じもある。
・コミュニティのゴールや目標みたいなものが今まで以上に求められている。
・分科会とかプロジェクトにしてみるといいような気がします

楠瀬さん
・当初からまんまる高知というコミュニティの中でプロジェクトベースがあった。その中で閉じてしまう傾向があって混ぜることも必要

小島さん
・全体の中から同じテーマを持った2割の人をどう見つけるかが課題

大久保さん
・霞が関界隈で危惧しているのはインフラ準備ができていないままリモートになりいろいろトラブルが起きる事。最初の頃はいろんな省庁で多発していた。
・今の一律7割リモートワークという中でセキュリティポリシーの見直しやインフラの見直しが必要
・デジタル審議会という流れがあって、いままで検索性の良くなかった有識者会議などをYoutubeで公開されたり良い動きもある。

小島さん
・デジタルなログがあるというのはオンライン前提の良いところ
・過去のものが見つけやすくなる
・関係人口増やすときに仲間となる人を見つけやすくなる。

大久保さん
・中央省庁ではやりにくいことは自治体とかの活動で試している。

最後にコメントや質問

しのママ
・お二人の話「ホントそうだよなぁ」と聞かせてもらいました。違う事だけど共通項は同じだなぁと感じました。
・コミュニティの端っこと端っこを繋ぐことで違う知見が入ってくるという流れがある(ブリッジング)
・全然違った種類のブリッジングのほうがより意味がある
・「自分の関係人口を増やす」というのは非常に良い言葉

かすがい製菓の方
・3つの顔があるというのが、それぞれ合いカギをもっている・・・そうなるためにはいろんな好奇心と実績があるからなんだろうなぁと思いました
・想起される人としても3つの顔があるというのは素晴らしいと思いました。


小島さん
まんまる高知でこれからやってみたいという事がありますか?

楠瀬さん
・自分ができていない事、やりたい事はあるけど、コミュニティを使って越境していくことは「ああそうだなぁ」と思った。
・うまくコミュニティとコミュニティを繋いでいくという事を意識しつつ、3つの顔を持つのはうらやましいなぁと思った。
・せめて2つ3つ持っていきたい

大久保さん
・CLS高知に参加して凄いワクワクしますね。皆さんともこうしてつながりができた事は感謝しています。






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