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【イベントレポ】ビジュアルプログラミングIoTLT vol.11

本日はIoTLTのスピンオフである「ビジュアルプログラミングIoTLT」です。ブロック型のプログラミング言語であるNode-REDなどのビジュアルプログラミングを扱ったスピンオフですが、気がつけばなんと11回めです。

さっそくレポートしたいと思います

動画はこちらです


オープニング

ファシは主催の豊田さんからです。

配信スタイルやrwitterのハッシュタグの説明、注意事項からイベントの説明に入ります。主催の豊田さんと田中さんの自己紹介を終えてIoTLTの説明に入ります。いまのconnpassメンバーは1万人超えです。
今週末は金沢での本体開催ですね


DearPyGuiを触ってみた:IoTLT放送部

スポンサーLTはいつもの北崎さんからです。今日はPythonでGUIを扱ういくつかのツールのひとつDearPyGuiの紹介です。

3DのGuiライブラリを備えており動画や静止画の扱いが強力です。

Image-Processing-Node-Editer

Node-RED的な実際にWindows、Mac、Linuxでも動かしたそうです。(結果は動画で)

あとねこIoTLTのスピンオフ規格のハンズオンもあります。

スライドです


スマホでNode-RED:Ozakiさん

通常LT一番手は広島の非IT企業で情シスをやっているOzakiさん。主催の田中さんの「教え子」だそうです。みなさんおなじみのNode-REDにスマホのセンサー類のノードを追加したアプリRedMobileを使ってみた話です。
明るさ、モーション、音、GPS、カメラなどのセンサーのノードが用意されています。

みまもりカメラ

PCからWebブラウザで開発でき、運用時にはSORACOMのSIMをスマホに挿して、プログラムはSORACOMのurlにPostして使えるる・・・・という仕組みで、これで赤ちゃんの見守りカメラや幼稚園バストラッカー、を作ってみた話でした。

幼稚園バストラッカーのフロー

さらにiOSでNode-REDが使えるNode-PADを利用してGPSトラッカーまで作ったそうです。SORACOMのSIMでなくてもSORACOM Arkというので使えるとのことでした


LINEとGoogleHomeをつなげて子どもと会話する:NearMugiさん

LTの2番手はねこIoTLTでおなじみのニアムギさん。今日は猫ではなく子供とLINEとグーグルホームで会話をすると行った試みです。文字が読めない子供との会話をテキスト←→音声でコミュニケーションする試みです。

システムの概略

入力したテキストや音声をあらかしめFireStoreに記録したメッセージとして判別しそこから音声やテキストを出力します。

Node-RED→M5Stack→Googlehome

実際に家族で使用しているとのことで実用的です。

スライドです


Springin'でみんなもクリエイターに!:uePonxさん

uePonx(うえぽん)さんのLTはSpringin'の紹介です。

Springin'(スプリンギン)はブロックでもフローでもないビジュアルプログラミング環境でiOS、Android、Chormebookで利用できます。Windows版もでるそうです。

Springin'の開発画面

手で描いたオブジェクトに動きや回転などの属性をもたせていって操作を決めていきます。言語的な設定は一切ありません。たしかに直感的で簡単です。実際にLT中で簡単なゲームができてしまいました。

さまざまなアクション

音やカメラなども扱えるそうで、子供の初学時から大人まで使えるツールです。

スライドです


公式版Scratchやtoio DoでIoT(ブラウザ上でのJavaScript実行で):豊田陽介(@youtoy)さん

次は順番を入れ替えての豊田さんのLTです。豊田さんのLTはブラウザ上のJavaScriptを公式ScrathやToid Doを使って実行させる話です。

うごかすもの(動画)です

実装はこんな感じになっています

ブラウザのコンソールでのJavaScript実行

これによってScrathの作品に物理連動させてみたり、ゲームでゴールしたら派手にLEDテープを光らせたり・・・できるようになります。

Qiitaの記事です

あと仙台のMaker Faireに出展するそうです

スライドです


ビジュアルプログラミングで普通のサラリーマンにLINE BOTの作り方を教えた話:tatsuya1970さん

5番手は広島の銀行員、tatsuya1970さん。PCトラブルから戻ってきました。
普通の銀行員だったのが本部のDX部門に配属になり、行員向けの教育をどうしようか・・・・短時間でなにか見えるもの・・・というなかでビジュアルプログラミング(enebular)の教育をやってみた話でした。

理屈はいいから動くチャットボットということで、そのとおり進めれば出来るようにQiitaに懇切丁寧に説明書を作りました。enebulerは無料な上に開発をWebブラウザ上で行うので参加者の環境を気にしなくていいというのが大きな利用メリットです。つくったものを見せびらかせるのも重要ですね。

説明書の一部

こちらがQiitaの記事です

6/16にハンズオンもします


最近の IBM Cloud で Node-RED つくって IoT につなげた話(Cloud Foundary から移行で Code Engine に挑戦):田中正吾さん

大トリの田中さんのLTはIBM Cloudを使ってNode-REDのビジュアルプログラミングをやりたいということでのチャレンジです。

CloudFandryでのノード

cloudFoundryなどクラウド上でNode-REDを動かすしくみをいろいろ紹介されました。
cloudFoundry on IBM Cloud はサービス終了になってしまうそうです

スライドです


クロージング

今日の登壇者

次回は9月ごろ開催予定ということです


<IoTLT>





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